薬物制御による導入遺伝子の発現
摘要:
本発明は、細胞免疫療法を介して免疫応答を付与かつ/または増強するための、核酸、ベクター、宿主細胞、方法、および組成物を提供し、この細胞免疫療法は、たとえば、誘導可能なプロモーターの制御下においてキメラ受容体を発現するように遺伝子改変された、CD8+セントラルメモリーT細胞を単独またはCD4+T細胞と組み合わせて養子移入することによって行う。いくつかの実施形態において、前記遺伝子改変宿主細胞は、薬物による誘導の可能なプロモーターの制御下において、リガンド結合ドメインを含むキメラ抗原受容体をコードするポリヌクレオチド、スペーサー領域を含むポリヌクレオチド、膜貫通ドメインを含むポリヌクレオチド、および細胞内シグナル伝達ドメインを含むポリヌクレオチドを含む核酸を含む。前記キメラ受容体の発現を制御することによって、患者の状態に応じて該受容体の発現のオン/オフを切り替えることができる。本発明の方法により製造された医薬製剤、および該医薬製剤を使用する方法も本発明に包含される。
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