タービンブレードチップクリアランス調整システムを備えたガスタービンエンジン
Abstract:
タービンブレードチップ(16)と半径方向外側のリングセグメント(18)との間のギャップ(14)を縮小させることによりエンジン(10)の効率を高めるためのタービンブレードチップクリアランス調整システム(12)を有するガスタービンエンジン(10)を開示する。タービンブレードチップクリアランス調整システム(12)は、1つ又は複数のクリアランス調整バンド(20)を有していてよく、クリアランス調整バンド(20)は、リングセグメント(18)の内面(22)の半径方向外側に配置され、且つリングセグメント(18)の少なくとも1つの外面(24)に支持されて、リングセグメント(18)の半径方向移動を制限する。運転中、クリアランス調整バンド(20)はリングセグメント(18)の半径方向移動を制限し、タービンブレードチップ(16)は、過渡的な始動状態の最中には狭窄点を有していない。更に、タービンエンジン運転中の最小ギャップ(14)は、ガスタービンエンジン(10)の定常状態運転において見られる。よって、クリアランス調整システム(12)は、タービンブレードチップ(16)とリングセグメント(18)との間のギャップ(14)を、定常状態運転ではゼロにするように調節することができるようになっている。
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