熱間圧延用遠心鋳造複合ロール及びその製造方法
摘要:
【課題】 初径に近いときには耐摩耗性が高く、かつ改削により廃却径に近くなると耐ヒートクラック性が向上する熱間圧延用遠心鋳造複合ロールを提供する。 【解決手段】 質量基準でC:2.6〜3.6%、Si:0.1〜3%、Mn:0.3〜2%、Ni:2.3〜5.5%、Cr:0.5〜3.2%、Mo:0.3〜1.6%、V:0.2〜3.4%、Nb:0.4〜3%、及びB:0.06%以下を含有し、0.07≦V/Nb≦2.7であり、V当量(Veq=V+0.55Nb)が2.50%質量以上であり、残部がFe及び不純物からなる化学組成を有するFe基合金からなる外層に、鉄系合金からなる内層が溶着一体化してなり、外層のV当量がVeq1/Veq2=1.1〜5(ただし、Veq1は初径から半径方向30 mmの深さまでの領域のV当量であり、Veq2は廃却径でのV当量である。)の条件を満たす熱間圧延用遠心鋳造複合ロール。 【選択図】図2
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