I型IFN依存性病態を処置するためのグアナベンズ又はその誘導体の使用
摘要:
本発明は、I型IFN依存性病態を処置するためのグアナベンズ又はその誘導体の使用に関する。本発明者らは、本明細書において、eIF2α-P経路への薬理学的干渉が、免疫の病的状態の処置にとってどれほど有益であり得るかについて調べる。マウス及びヒトの両方のDC及びB細胞を使用して、本発明者らは、GBZが、CpG ODN又はDNA−免疫グロブリン複合体によるエンドソームToll様受容体9(TLR9)の活性化、並びにRNA又は小化合物によるTLR3、TLR7、及びRIG-I様受容体(RLR、RIG-I、又はMDA5)のそれを防ぐことを示す。インビボでは、GBZ処置は、マウスをCpG依存性サイトカインショックから保護し、TMPD誘導全身性エリテマトーデスモデルにおいて抗核酸自己抗体産生を減少させる。したがって、本発明は、グアナベンズ又はその誘導体を被験体に投与することを含む、該被験体におけるI型IFN依存性病態を処置する方法に関する。
信息查询
0/0