Invention Patent
- Patent Title: ジオールの工業的製造方法
- Patent Title (English): Industrial process for the production of the diol
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Application No.: JP2007555916Application Date: 2007-01-19
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Publication No.: JPWO2007086326A1Publication Date: 2009-06-18
- Inventor: 伸典 福岡 , 伸典 福岡 , 裕紀 宮地 , 裕紀 宮地 , 八谷 広志 , 広志 八谷 , 一彦 松崎 , 一彦 松崎
- Applicant: 旭化成ケミカルズ株式会社
- Assignee: 旭化成ケミカルズ株式会社
- Current Assignee: 旭化成ケミカルズ株式会社
- Priority: JP2006017520 2006-01-26
- Main IPC: C07C29/128
- IPC: C07C29/128 ; C07C27/02 ; C07C29/80 ; C07C31/20 ; C07C68/06 ; C07C69/96
Abstract:
本発明が解決しようとする課題は、環状カーボネートと脂肪族1価アルコールとを原料とし、この原料を触媒が存在する連続多段蒸留塔A内に連続的に供給し、該塔A内で反応蒸留を行い、塔上部より生成するジアルキルカーボネート及び該脂肪族1価アルコールを含む低沸点反応混合物(AT)をガス状で連続的に抜出し、塔下部より生成するジオール類を含む高沸点反応混合物(AB)を液状で連続的に抜出し、該高沸点反応混合物(AB)を連続多段蒸留塔Cに連続的に供給し、該高沸点反応混合物(AB)中に含有するジオールよりも低沸点の物質を塔頂成分(CT)及び/又はサイドカット成分(CS)として留去することによって得られる塔底成分(CB)を連続多段蒸留塔Cに連続的に供給し、該連続多段蒸留塔Cのサイドカット抜き出し口からサイドカット成分(ES)としてジオールを取得することによって、ジオールを製造する具体的な装置及び方法を提供することにある。そしてそのことによって、例えば、ジオールを1時間あたり1トン以上、好ましくは2トン以上、より好ましくは3トン以上の量で、長期間(例えば、1000時間以上、好ましくは3000時間以上、より好ましくは5000時間以上)安定的に製造できる具体的な安価な工業的装置及び工業的製造方法を提供することにある。本発明によれば、特定の構造を有する連続多段蒸留塔Cを用い、その濃縮部に設置された特定の構造を有するチムニートレイの下部に設置されたサイドカット抜き出し口から、液状の成分を抜き出すことによって、上記の課題が達成できる。
Public/Granted literature
- JP5074213B2 Industrial process for the production of diol Public/Granted day:2012-11-14
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