緩衝器におけるシール材とピストンロッド間の摩擦を高く維持し、車体のふらつきや乗り心地が改善された緩衝器用油圧作動油組成物として、潤滑油基油に、［Ⅰ］（Ａ）炭素数３～１０の炭化水素基を有するリン酸エステル、亜リン酸エステル又はこれらの塩、及び（Ｂ）炭素数６～３０の飽和若しくは不飽和脂肪酸及び／又は該脂肪酸のエステル、又は、［Ⅱ］（Ｃ１）イミノ基／アミノ基比率が１５以下であり、数平均分子量が１５００以下のアルキル基若しくはアルケニル基を有するコハク酸（無水物）−ポリアミン反応生成物及び／又はその誘導体であって、（Ｃ１ａ）イミノ基／アミノ基比率が３～１５かつホウ素を本質的に含有しないもの及び（Ｃ１ｂ）イミノ基／アミノ基比率が３未満のものから選ばれる少なくとも１種、を含有する緩衝器用油圧作動油組成物が提供される。