Invention Application
WO2012132550A1 飛行時間型質量分析装置 审中-公开
飞行时间质谱仪

飛行時間型質量分析装置
Abstract:
 直交加速部にイオンを送り込むイオン入射光学系として、5個の円筒状電極(31~35)がイオン光軸(C)に沿って配置され、アフォーカル条件の下で形成される2つの仮想凸レンズ(L1、L2)の共通焦点面上にアパーチャ板(38)が配置された静電レンズ(3)を用いる。アパーチャ板(38)に形成された絞り開口(39)の径によって出射イオンビームの角度広がりが決まる。静電レンズ(3)がアフォーカル系となるように印加電圧が設定されると、感度は若干犠牲になるものの高質量分解能の測定が可能となり、イオン通過率が最大である非アフォーカル系となるように印加電圧が設定されると、分解能は若干犠牲になるものの高感度の測定が可能となる。これにより、直交加速方式TOFMSにおいて質量分解能優先モードと測定感度優先モードとを簡単に切替えられる。
Patent Agency Ranking
0/0