鍛造用材料、鍛造部材およびその製造方法

    公开(公告)号:JP2021154328A

    公开(公告)日:2021-10-07

    申请号:JP2020056054

    申请日:2020-03-26

    Abstract: 【課題】焼入焼戻し処理又は高周波焼入焼戻し処理後の表層硬さ及び硬化層深さが浸炭焼入焼戻し処理材と同等以上であり、耐摩耗性に優れ、かつ、部品成形時の加工性にも優れた鍛造部材並びに、この鍛造部材の材料となる鍛造用材料、及びこの鍛造部材の製造方法を提供する。 【解決手段】本発明の鍛造用材料1は、所定の化学成分を有する外側鋼材11と内側鋼材12とを備え、鍛造用材料が、鍛造用材料の軸方向と垂直な面における外側鋼材の面積S1と内側鋼材の面積S2とが0.90≧S2/(S1+S2)を満たす箇所を有し、端面拘束圧縮試験にてひずみ速度10s −1 で得られた変形抵抗で、相当塑性ひずみ1.5における外側鋼材の変形抵抗σ’1と内側鋼材の変形抵抗σ’2とが、σ’1×S1/(S1+S2)+σ’2×S2/(S1+S2)≦750[MPa]を満たす。 【選択図】図2

    鍛造用材料、鍛造部材および鍛造部材の製造方法

    公开(公告)号:JP2021154329A

    公开(公告)日:2021-10-07

    申请号:JP2020056055

    申请日:2020-03-26

    Abstract: 【課題】優れた鍛造性を有し、鍛造加工及び浸炭焼入焼戻し処理後に優れた耐摩耗性を発揮可能な鍛造用材料及び鍛造部材、並びにこの鍛造部材の製造方法を提供する。 【解決手段】本発明の一態様に係る鍛造用材料は、側方押出しによる鍛造用材料であって、所定の化学成分を有する外側鋼材と内側鋼材とを備え、鍛造用材料が、側方押出しされる箇所において、鍛造用材料の軸方向と垂直な面における外側鋼材の面積S1と内側鋼材の面積S2とが0.90≧S2/(S1+S2)を満たし、端面拘束圧縮試験にてひずみ速度10s −1 で得られた変形抵抗で、相当塑性ひずみ1.5における外側鋼材の変形抵抗σ’1と内側鋼材の変形抵抗σ’2とが、σ’1×S1/(S1+S2)+σ’2×S2/(S1+S2)≦750[MPa]を満たす。 【選択図】図1

    変形抵抗の算出方法、変形抵抗の算出装置、及び変形抵抗の算出プログラム

    公开(公告)号:JP2021159961A

    公开(公告)日:2021-10-11

    申请号:JP2020064990

    申请日:2020-03-31

    Abstract: 【課題】任意のストローク量及び荷重から試験片の相当ひずみ及び変形抵抗を算出することができる変形抵抗の算出方法を提供する。 【解決手段】同心円状の突条が形成された治具がそれぞれ取付けられる一対の加圧部材を備える端面拘束圧縮試験機を用い、軸線方向の両端面が突条にそれぞれ係合する円柱状の試験片を一対の治具の間に取付け、試験片を軸線方向に圧縮して変形抵抗を算出する変形抵抗の算出方法であって、一対の加圧部材により試験片を圧縮したときに生じる、一対の加圧部材のストローク量と試験片の圧縮量との差異を補正量としたときに、補正量の推定式は試験片に作用させる荷重の一次関数で表されるとして、推定式を求める推定式算出工程S31と、ストローク量及び荷重から推定式に基づいて補正圧縮率を算出する補正圧縮率算出工程S38と、補正圧縮率及び荷重に基づいて相当ひずみ及び変形抵抗を算出する変形抵抗算出工程S39と、を行う。 【選択図】図3

Patent Agency Ranking