【課題】本発明は、水素化処理または水素化分解の方法を目的とする、タングステンをベースとする触媒の調製方法に関する。【解決手段】本発明は、水素化処理および水素化分解の方法における水素化反応を行うための触媒の調製方法に関する。前記触媒は、タングステン(W)をベースとする少なくとも1種の単核性前駆体化合物と、場合による、少なくとも1種のMo前駆体と、場合による、第VIII族からの少なくとも1種のプロモータ元素とから調製され、この単核性前駆体化合物は、そのモノマー性またはダイマー性の形態にあり、少なくとも1個のW=OまたはW−OR結合または少なくとも1個のW=SまたはW−SR結合を有し、ここで、R=CxHy(式中、x≧1および(x−1)≦y≦(2x+1)である)であるか、または、R=Si(OR’)3またはR=Si(R’)3(式中、R’=Cx’Hy’であり、ここで、x’≧1および(x’−1)≦y’≦(2x’+1)である)である。前記前駆体は、それが用いられる方法に適した酸化物担体上に沈着させられ、前記触媒は、有利には、硫化された後に、前記方法に配備される。【選択図】なし