【課題】本発明の課題は、複合化処理が施されてリチウム二次電池セパレータとするために使用され、フィブリル化した溶剤紡糸セルロース繊維と合成繊維を含有した不織布からなるリチウム二次電池用セパレータ用基材において、低坪量薄膜の基材でありながらも、低抵抗で、複合化した際の表面のバラツキが小さく、塗液の裏抜けが少なく、複合化物の剥離・脱落を少なくできるだけでなく、機械強度が強く、複合化処理の際に破損し難い基材を提供することである。また、複合化処理が水系処理であっても起伏が生じにくいリチウム二次電池用セパレータ用基材を提供することである。 【解決手段】フィブリル化した溶剤紡糸セルロース繊維と合成繊維を含有した不織布からなるリチウム二次電池用セパレータ用基材において、フィブリル化した溶剤紡糸セルロース繊維を10〜30質量%、平均繊維径2.0〜3.5μmの配向結晶化ポリエステル短繊維を40〜50質量%、平均繊維径5.0μm以下の未延伸バインダー用ポリエステル短繊維を30〜40質量%含有した不織布からなり、坪量が10g/m 2 以下で、且つ厚さが15μm以下であることを特徴とするリチウム二次電池用セパレータ用基材。 【選択図】なし