【課題】Oリングを用いて口金とバルブとの間のシール性を確保するガスタンクにおいて、シール性の信頼性を高める。 【解決手段】高圧ガスタンク100は、ガスを貯蔵する空間が内部に形成されたタンク本体部と、タンク本体部の開口部に取り付けられた口金30と、口金の開口部に取り付けられてタンク本体部へのガス給排口を開閉するバルブであって、バルブの一部が口金の開口部から口金の内部に挿入されていると共に、口金の開口部を形成する口金の端部の面である座面32に接する接触面を有するバルブ50と、バルブにおける口金の開口部の内部に挿入されている部位の外周面と口金の内周面との間に配置されるシール部材60と、を備える。口金の座面およびバルブの接触面の少なくとも一方において、口金とバルブとの間の空間34と、高圧ガスタンクの外部と、を連通させる連通孔を形成するスリットが設けられている。 【選択図】図2