シンジオタクティックα‐オレフィン重合体の製造方法
Abstract:
本発明は、重合活性に優れ、ラセミダイアッド分率が高く、かつ高分子量のシンジオタクティックα−オレフィン重合体を、高温重合可能な方法で製造する方法を開発することを目的とし、(A)下記一般式[1]で表される遷移金属化合物と、(B)(b−1)有機アルミニウムオキシ化合物、(b−2)遷移金属化合物(A)と反応してイオン対を形成する化合物、および(b−3)有機アルミニウム化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物とを含むオレフィン重合用触媒の存在下に、炭素数3〜10のα−オレフィン1種以上と少量のエチレンを含むモノマーを重合するシンジオタクティックα−オレフィン重合体の製造方法で、重合温度25℃以上の条件下において、重合器に供給するエチレンのモル数をPE、炭素数3〜10のα−オレフィンのモル数をPOとしたときに、0.001≦PE/PO≦0.030を満足することを特徴とする。
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