テーパエンドミル
Abstract:
溝底半径rが工具軸線O方向において勾配角θ1、θ2で直線的に変化しているとともに、シャンク12側の勾配角θ2に比較して工具先端側の勾配角θ1が小さいため、強度や剛性を確保しつつ外周切れ刃18の径寸法が小さくなる工具先端側の芯厚を小さくして切り屑排出性能を向上させることができる。すなわち、工具先端側部分の勾配角θ1は小さいため、芯厚が極端に小さくなって強度や剛性が損なわれることが抑制されるとともに、大きな勾配角θ2のシャンク12側では、シャンク12側へ向かうに従って芯厚が大きな変化率で増加するため、工具全体として強度や剛性を適切に確保して折損等を抑制することができる。また、勾配角θ1、θ2を変化点Sで変化させるだけであるため、1回の溝研削加工でねじれ溝16を容易に加工できるとともに、段差を設ける場合に比較してねじれ溝16内の切り屑の流れがスムーズになり、切り屑排出性能が良好に維持される。
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