気相重合で取得したポリオレフィン粒子の処理方法

    公开(公告)号:JP2015537103A

    公开(公告)日:2015-12-24

    申请号:JP2015546061

    申请日:2013-12-11

    IPC分类号: C08F6/00 C08F2/01

    摘要: 気相重合反応器内で重合触媒系及び重合希釈剤として機能するC3−C5アルカンの存在下に1種以上のオレフィンの気相重合で取得したポリオレフィン粒子の処理方法であって、a)ポリオレフィン粒子を気相重合反応器から連続的又は断続的に排出し、粒子を第1脱気容器に移送するステップ、b)第1脱気容器内で少なくとも85mol%のC3−C5アルカンからなるガスストリームとポリオレフィン粒子とを接触させ、上記第1脱気容器内におけるポリオレフィン粒子の平均滞留時間は5分〜5時間であるステップ、c)ポリオレフィン粒子を第2脱気容器に移送するステップ、d)第2脱気容器内で窒素及び蒸気からなるストリームとポリオレフィン粒子とを接触させ、第2脱気容器内におけるポリオレフィン粒子の平均滞留時間は5分〜2時間であり、接触は水分濃縮が発生しない条件下で行われるステップ、e)ポリオレフィン粒子を第3脱気容器に移送するステップ、f)第3脱気容器内で窒素からなるストリームとポリオレフィン粒子とを接触させ、第3脱気容器内におけるポリオレフィン粒子の平均滞留時間は5分〜8時間であるステップを含む、ポリオレフィン粒子の処理方法、及び気相重合反応器内で重合触媒系及び重合希釈剤として機能するC3−C5アルカンの存在下に1種以上のオレフィンの気相重合を行ってポリオレフィン重合体を製造する方法であって、取得したポリオレフィン粒子を上述した処理方法によって処理する、ポリオレフィン重合体の製造方法を提供する。【選択図】図1