自動車用吸音材
    1.
    发明专利

    公开(公告)号:JPWO2020054050A1

    公开(公告)日:2021-08-30

    申请号:JP2018034144

    申请日:2018-09-14

    发明人: 福井 一貴

    IPC分类号: B32B27/00 B32B3/12 G10K11/168

    摘要: 自動車用吸音材の軽量化を図りつつ、望ましい吸音性能を安定して得ることができる自動車用吸音材を提供する。本発明の自動車用吸音材は、筒状のセル20が複数の列をなして配置されているコア層10と、コア層の一方の面に接着された非通気性の樹脂フィルム層40とを備える複層構造を有し、コア層の一方の面のセル端部は、一列おきに、閉鎖面21と解放端22とを有し、コア層の他方の面のセル端部は、前記一方の面のセル端部に閉鎖面を有する列に、解放端22と、前記一方の面のセル端部に解放端を有する列に、閉鎖面21とを有し、解放端22によってセル20の内部空間が外部と連通しており、非通気性の樹脂フィルム層40のヤング率E(MPa)と、コア層10よりも第1の非通気性の樹脂フィルム層40側の層構造の面密度M(g/m 2 )との関係は、0.5




    前記筒状のセルは、略四角筒状や略六角筒状などの多角筒状であってもよいし、略円筒状や略楕円筒状などの曲線筒状であってもよい。前記コア層の前記セルの各々は、一方の端に閉鎖面、他方の端に開放端を有し、前記セルの前記 開放端 によって前記セルの内部空間が外部と連通しており、前記セルの前記 開放端 は、前記コア層の両面において、隣接したセルの列が一列おきに配置されていることが好ましい。前記 開放端 、前記一方側閉鎖面、および前記他方側閉鎖面は、前記セルの形状に従い、略四角形状や略六角形状などの多角形状であっても、略円形状や略楕円形状などの曲線形状であってもよい。
    コア層の第1の非通気性の樹脂フィルム層が接着された面とは反対側の面に接着された複数の開孔を有する樹脂フィルム層を更に備えることで、複数の開孔を有する樹脂フィルム層に予め形成された開孔パターンによって、コア層の少なくとも一方の面の 開放端 の閉塞度を容易に調整し且つ安定的に維持することができ、そのため、自動車用吸音材の吸音率のピークのコントロールが可能であり、よって、上述したE/Mの値とともに、自動車用吸音材の吸音率のピークを望ましい周波数の帯域により容易にコントロールすることができる。
    コア層のセルの各々が、一方の端に閉鎖面、他方の端に開放端を有し、セルの 開放端 によってセルの内部空間が外部と連通しており、セルの 開放端 は、コア層の両面において、隣接したセルの列が一列おきに配置されている構成にすることで、コア層のセルの閉鎖面が、第1の非通気性の樹脂フィルム層とコア層とを接着する面として確保され、セルの閉鎖面が一列おきに配置されているので、第1の非通気性の樹脂フィルム層とコア層との接着性を向上させることができる。
    山部から形成されたセル20A、20C、20Eは、それぞれ略六角筒状を形成する6つのセル側壁を備え、これらセル側壁は、セル材料における2つ頂面17と4つの側面13から形成されたものである。また、これらセル20A、20C、20Eは、コア層10の一方の面10a(図2での表側の面)のセル端部において、それぞれセル端部を閉塞する略六角筒状の閉鎖面21A、21C、21Eを備え、これら一方側の閉鎖面21は、それぞれセル材料における2つの台形の山部接続面15によって形成されたものである。更に、これらセル20A、20C、20Eは、コア層10の反対側である他方の面10bのセル端部において、略六角形状に開口された 開放端 22A、22C、22Eを備える。この 開放端 22A、22C、22Eによって、セル20A、20C、20Eのそれぞれの内部空間が外部と連通している。
    谷部から形成されたセル20B、20Dも、それぞれ略六角筒状を形成する6つのセル側壁を備え、これらセル側壁は、セル材料における2つ底面14と4つの側面13から形成されたものである。また、これらセル20B、20Dは、コア層10の前記一方の面10aのセル端部において、略六角形状に開口された 開放端 22B、22Dを備える。この 開放端 22B、22Dによって、セル20B、20Dのそれぞれの内部空間が外部と連通している。更に、これらセル20B、20Dは、コア層10の反対側である他方の面10bのセル端部において、それぞれセル端部を閉塞する略六角筒状の閉鎖面21B、21Dを備え、これら他方側の閉鎖面21は、それぞれセル材料における2つの台形の谷部接続面16によって形成されたものである。
    このように第1の実施形態によれば、一列おきに 開放端 と閉鎖面が配置されるコア層10の少なくとも一方の面に、非通気性の樹脂フィルム層40と、更にその外側に不織布層30を設けることによって、自動車用吸音材の軽量化を図っても高い剛性を確保することができるとともに、非通気性の樹脂フィルム層40のヤング率Eと非通気性の樹脂フィルム層40および不織布層30の合計の面密度Mとの比であるE/Mの値を調整することで、自動車用吸音材の吸音率のピークを望ましい周波数の帯域にコントロールすることができる。
    第2の実施形態によれば、一列おきに 開放端 と閉鎖面が配置されるコア層10の両方の面に非通気性の樹脂フィルム層40と不織布層30をそれぞれ設け、第1の非通気性の樹脂フィルム層40a側のE 1 /M 1 の値と第2の非通気性の樹脂フィルム層40b側のE 2 /M 2 の値の両方を、0.5から21までの範囲内とし、更にこの範囲内で異なるようにすることで、自動車で耳障りな騒音となる周波数500Hzから8000Hzの帯域に吸音率のピークを2つ有する吸音性能に優れた自動車用吸音材を得ることができる。特に、E 1 /M 1 とE 2 /M 2 との値の差の絶対値を0.8以上にすることで、吸音する周波数の帯域を広くすることができる。
    なお、開孔フィルム層50の孔55のピッチは、図2に示すコア層10のセル20のピッチPcx、Pcyと、必ずしも一致させなくてもよく、また、開孔フィルム層50をコア層10に貼り合わせる際に必ずしも孔55とセル20の位置合わせをしなくてもよい。これは、開孔フィルム層50の孔55とコア層10のセル20の 開放端 22の位置がランダムに重なることで、適度に内外の連通が確保されるようになるからである。開孔フィルム層50の孔55のピッチは、コア層10のセル20のピッチよりも少なくともX方向あるいはY方向のどちらかを小さくすることが好ましい。
    第3の実施形態によれば、コア層10の非通気性の樹脂フィルム層40とは反対側の面に開孔フィルム層50を設けても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、開孔フィルム層50に予め形成された開孔パターンによって、コア層10の少なくとも一方の面の 開放端 22の閉塞度を容易に調整し且つ安定的に維持することができ、そのため、自動車用吸音材の吸音率のピークのコントロールが可能であり、よって、非通気性の樹脂フィルム層40側のE/Mの値とともに、自動車用吸音材の吸音率のピークを望ましい周波数の帯域により容易にコントロールすることができる。
    1 コア材料 10 コア層 11 山部 12 谷部 13 側面部 14 底面部 15 山部接続面 16 谷部接続面 17 頂面 18 コア材料裏面 19 貫通孔 20 セル 21 閉鎖面 22 開放端 30 不織布層 40 非通気性の樹脂フィルム層 50 複数の開孔を有する樹脂フィルム層 55 孔
    (72)発明者 福井 一貴 埼玉県行田市藤原町1丁目20−1 寿屋フロンテ株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AK01A AK01B AK01D AK01E AK04 AK42 AK46 BA02 BA03 BA04 BA05 BA07 BA21A BA21B DC01 DC01C DC11E DG15 GB32 JA13 JA13A JA13D JD02 JD02A JD02B JD02D JH01 JH01A JH01B JH01C JH01D JH01E JK07 JK07A JK07B JK07D 5D061 AA06 BB02 BB13 (注)この公表は、国際事務局(WIPO)により国際公開された公報を基に作成したものである。なおこの公表に 係る日本語特許出願(日本語実用新案登録出願)の国際公開の効果は、特許法第184条の10第1項(実用新案法 第48条の13第2項)により生ずるものであり、本掲載とは関係ありません。

    自動車用遮音材
    2.
    发明专利

    公开(公告)号:JPWO2020084802A1

    公开(公告)日:2021-11-25

    申请号:JP2019001787

    申请日:2019-01-22

    IPC分类号: G10K11/168 B32B3/12 B60R13/08

    摘要: 軽量化を維持しつつ、剛性を高くし、且つ自動車で発生する500Hz〜5000Hzの周波数の騒音に対して十分な遮音性能を発揮することができる自動車用遮音材を提供する。本発明の自動車用遮音材は、筒状のセルが複数の列をなして配置されているハード層10と、ハード層の一方の面に設けられたソフト層30とを備える複層構造を有し、ハード層10とソフト層30の構造体が有する動バネ定数Kdと静バネ定数Ksとの比が、0




    (81)指定国・地域 AP(BW,GH,GM,KE,LR,LS,MW,MZ,NA,RW,SD,SL,ST,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,RU,T J,TM),EP(AL,AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,MK,MT,NL,NO,PL,PT,R O,RS,SE,SI,SK,SM,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,KM,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AO,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BH,BN,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CL,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DJ,DK,DM,DO,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,G T,HN,HR,HU,ID,IL,IN,IR,IS,JO,JP,KE,KG,KH,KN,KP,KR,KW,KZ,LA,LC,LK,LR,LS,LU,LY,MA,MD,ME,MG,MK,MN,MW,MX ,MY,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PA,PE,PG,PH,PL,PT,QA,RO,RS,RU,RW,SA,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,ST,SV,SY,TH,TJ,TM, TN,TR,TT (72)発明者 福井 一貴 埼玉県行田市藤原町1丁目20−1 寿屋フロンテ株式会社内 (72)発明者 高橋 伸行 埼玉県行田市藤原町1丁目20−1 寿屋フロンテ株式会社内 Fターム(参考) 3D023 BA02 BA03 BB01 BB12 BB17 BB30 BD04 BD12 BD18 BD25 BE03 BE07 BE09 BE20 4F100 AK51B AT00C AT00D BA02 BA03 BA04 BA07 DC01A DC11C DG00D DJ01B GB32 JH01 JK07 JK07D JK12A JK13B YY00D 5D061 AA07 BB13 (注)この公表は、国際事務局(WIPO)により国際公開された公報を基に作成したものである。なおこの公表に 係る日本語特許出願(日本語実用新案登録出願)の国際公開の効果は、特許法第184条の10第1項(実用新案法 第48条の13第2項)により生ずるものであり、本掲載とは関係ありません。

    車両用内装材
    3.
    发明专利
    車両用内装材 审中-公开

    公开(公告)号:JPWO2020152864A1

    公开(公告)日:2021-12-02

    申请号:JP2019002537

    申请日:2019-01-25

    发明人: 福井 一貴

    摘要: 軽量化および高い剛性を維持しつつ、所定の凹凸形状に加熱成形しても、意匠面に皺が発生することを防ぐことができる車両用内装材を提供する。本発明の車両用内装材は、内部に中空部を有する硬質なコア層と、コア層の一方の面側に設けられた意匠層と、コア層と意匠層との間に設けられた第1のフィルム層と、コア層の第1のフィルム層とは反対側の面に設けられた第2のフィルム層とを備える複層構造であり、第1のフィルム層、コア層、および第2のフィルム層の構造体60における第1のフィルム層側の面31のひずみεaは、構造体の第2のフィルム層側の面42のひずみεbよりも小さい。

    自動車用遮音材
    4.
    发明专利

    公开(公告)号:JPWO2020065716A1

    公开(公告)日:2021-09-09

    申请号:JP2018035405

    申请日:2018-09-25

    发明人: 福井 一貴

    摘要: 軽量化を図るとともに、自動車で発生する500Hz〜6400Hzの騒音に対して十分な遮音性能を発揮できる自動車用遮音材を提供する。本発明の自動車用遮音材は、筒状のセル20が複数の列をなして配置されているコア層10と、コア層の一方の面に設けられた非通気性の樹脂フィルム層40と、その外側に設けられたデカップリング層30とを備え、コア層の一方の面のセル端部は、一列おきに、閉鎖面21と解放端22とを有し、コア層の他方の面のセル端部は、前記一方の面のセル端部に閉鎖面を有する列に、解放端と、前記一方の面のセル端部に解放端を有する列に、閉鎖面とを有し、解放端によってセルの内部空間が外部と連通しており、コア層に設けられた非通気性の樹脂フィルム層のコア層とは反対面における音圧P、粒子速度vと、デカップリング層の音響インピーダンスZaとで表される(P/v)/Zaの平均は500〜6400Hz間で2.8〜10である。

    制振材
    5.
    发明专利
    制振材 审中-公开

    公开(公告)号:JPWO2020136920A1

    公开(公告)日:2021-12-09

    申请号:JP2019002329

    申请日:2019-01-24

    发明人: 福井 一貴

    IPC分类号: F16F15/02

    摘要: 優れた制振性能を発揮することができるとともに、高い剛性を有しつつ、軽量化を図ることが可能な制振材を提供する。自動車のパネル300に設置するようにして使用される本発明の制振材は、粘弾性層200と、粘弾性層200の一方の面に設けられた拘束層100とを備え、拘束層100の粘弾性層とは反対側の面100aのひずみεaと、拘束層100の粘弾性層と接する側の面100bのひずみεbとの関係が、0