Invention Patent

床部の振動低減機構
Abstract:
【課題】片持ち梁のスパンに関わらず、経済的に回転慣性質量ダンパを設置することができる床部の振動低減機構を提供する。 【解決手段】片持ち梁2の基端部22を支持する支持梁61(支持部)と、一端が支持梁61に支持され、支持梁61を介して片持ち梁2と接合される小梁7(両端支持梁)と、床スラブ3と支持梁61との間に設けられ床スラブ3および支持梁61それぞれと接続される回転慣性質量ダンパ8と、が設けられ、片持ち梁2の振動が支持梁61を介して小梁7に伝達され、片持ち梁2と小梁7とが支持梁61を支点として同期して振動可能とされ、床スラブ3と支持梁61とは、相対振動可能で、床スラブ3と支持梁61との相対振動により回転慣性質量ダンパ8が作動するように構成され、回転慣性質量ダンパ8は、床スラブ3における片持ち梁2の先端部21よりも支持梁61側の位置で、かつ片持ち梁2と鉛直方向に重ならない位置に接続されている。 【選択図】図1
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