鋼板及びその製造方法、並びに成形体

    公开(公告)号:JP6690792B1

    公开(公告)日:2020-04-28

    申请号:JP2019554941

    申请日:2019-05-31

    IPC分类号: C22C38/60 C21D9/46 C22C38/00

    摘要: この鋼板は、所定の化学組成を有し、ミクロ組織が、フェライトと炭化物とからなり、前記炭化物が、フェライト粒内及びフェライト粒界に存在し、前記ミクロ組織の、表面から板厚の3/8の位置において、粒径が0.1μm以上2.0μm以下である前記炭化物のうち、前記フェライト粒内に存在する炭化物の個数に対する、前記フェライト粒界に存在する炭化物の個数の比率が1.0を超え、ビッカース硬さが170HV以下であり、{211} のランダム強度比I1が4.0以下であり、前記フェライトの粒径が5〜50μmであり、粒径が0.1μm以上2.0μm以下である前記炭化物の球状化率が、65%〜100%であり、Nbの固溶量が、0.01質量%以上である。

    ホットスタンプ成形体
    13.
    发明专利

    公开(公告)号:JP6515360B1

    公开(公告)日:2019-05-22

    申请号:JP2018535453

    申请日:2018-03-29

    IPC分类号: C22C38/60 C22C38/00

    摘要: 優れた衝撃吸収能を有するホットスタンプ成形体であって、所定の成分組成を有し、ミクロ組織は、平均結晶粒径が3μm以下の旧オーステナイトを含み、さらに、下部ベイナイト、マルテンサイト及び焼戻しマルテンサイトの少なくとも1種を、面積率で90%以上含み、Z=(粒界におけるNb及びMoの1種又は2種の質量%)/(溶解時のNb及びMoの1種又は2種の質量%)定義される粒界固溶比Zが0.3以上であることを特徴とする。

    ホットスタンプ成形体
    15.
    发明专利

    公开(公告)号:JPWO2020189761A1

    公开(公告)日:2021-11-18

    申请号:JP2020012343

    申请日:2020-03-19

    摘要: このホットスタンプ成形体は、所定の化学組成を有し、ミクロ組織が、面積率で、90〜100%のマルテンサイトおよび0〜10%の残部組織からなる。前記ミクロ組織において、単位結晶粒内の平均GAIQ値が60000以上である領域が30面積%以上であり、円相当直径が0.20μm以上である炭化物の個数密度が50個/mm 2 以下である。

    ホットスタンプ成形体
    18.
    发明专利

    公开(公告)号:JP2020045562A

    公开(公告)日:2020-03-26

    申请号:JP2019156101

    申请日:2019-08-28

    摘要: 【課題】本発明は、従来技術の課題に鑑み、耐衝突特性を実現するための高い曲げ性及び高い延性と耐水素脆化特性を両立させ、かつ硬さばらつきを抑えるホットスタンプ成形体を提供する。 【解決手段】本発明に係るホットスタンプ成形体は、板厚中央部と、前記板厚中央部の両側又は片側に配置された軟化層とを備え、前記板厚中央部は、500Hv以上800Hv以下の硬さを有し、前記軟化層の表面下の20μmの深さから軟化層の厚さの1/2の深さまでの金属組織が、板厚方向に平行な断面において、15°以上の方位差を持つ粒界で囲まれた領域を結晶粒と定義したときに、前記結晶粒内部の最大結晶方位差が1°以下の結晶粒と、前記結晶粒内部の最大結晶方位差が8°以上15°以下である結晶粒の合計の面積率が50%以上85%未満であることを特徴とする。 【選択図】なし

    浸炭用鋼板、及び、浸炭用鋼板の製造方法

    公开(公告)号:JPWO2019044970A1

    公开(公告)日:2019-11-07

    申请号:JP2018032111

    申请日:2018-08-30

    摘要: 浸炭前においてより優れた極限変形能を示す浸炭用鋼板とその製造方法を提供する。本発明の鋼板は、質量%で、C:0.02%以上0.30%未満、Si:0.005%以上0.5%未満、Mn:0.01%以上3.0%未満、P:0.1%以下、S:0.1%以下、sol.Al:0.0002%以上3.0%以下、N:0.2%以下を含有し、残部が、Fe及び不純物からなり、フェライト結晶粒の{100} 〜{223} 方位群のX線ランダム強度比の平均値が、7.0以下であり、炭化物の平均円相当直径が、5.0μm以下であり、アスペクト比が2.0以下である炭化物の個数割合が、全炭化物に対して80%以上であり、フェライト結晶粒内に存在する炭化物の個数割合が、全炭化物に対して60%以上である。