Abstract:
【解決手段】モリブデンと、ケイ素と、酸素及び窒素とを含有し、4×C Si /100−6×C M /100>1(式中、C Si はケイ素の含有率(原子%)、C M は遷移金属の含有率(原子%)を示す)を満たすモリブデンケイ素系材料で構成されたハーフトーン位相シフト膜を有するフォトマスクブランク及びフォトマスク並びにフォトマスクを用いた光パターン照射方法。 【効果】遷移金属ケイ素系材料で形成されたハーフトーン位相シフト膜や遮光膜などにおいて、ArFエキシマレーザー光等の高エネルギー光の累積照射によるMoSi系材料膜等の遷移金属ケイ素系材料膜の変質を伴うパターン寸法変動劣化が大きく抑制され、従来と比べて高エネルギー光の照射が累積した場合であっても、露光装置のパターン露光条件を変更せずに、光リソグラフィーにおける光パターン照射を実施することができる。 【選択図】なし
Abstract:
【解決手段】モリブデンと、ケイ素と、酸素及び窒素とを含有し、4×C Si /100−6×C M /100>1(式中、C Si はケイ素の含有率(原子%)、C M は遷移金属の含有率(原子%)を示す)を満たすモリブデンケイ素系材料で構成されたハーフトーン位相シフト膜を有し、累積10kJ/cm 2 以上のArFエキシマレーザー光が照射されたフォトマスクを用い、光パターンを露光対象に照射する。 【効果】遷移金属ケイ素系材料で形成されたハーフトーン位相シフト膜や遮光膜などにおいて、ArFエキシマレーザー光等の高エネルギー光の累積照射によるMoSi系材料膜等の遷移金属ケイ素系材料膜の変質を伴うパターン寸法変動劣化が大きく抑制され、従来と比べて高エネルギー光の照射が累積した場合であっても、露光装置のパターン露光条件を変更せずに、光リソグラフィーにおける光パターン照射を実施することができる。 【選択図】なし