ポリアリーレンスルフィドおよびその製造方法

    公开(公告)号:JPWO2016002210A1

    公开(公告)日:2017-04-27

    申请号:JP2015535906

    申请日:2015-06-30

    IPC分类号: C08G75/04

    摘要: 狭い分子量分布を有し、高分子量、高純度且つ耐熱酸化性に優れるものであって工業的に有用なポリアリーレンスルフィドとその製造方法を提供すること。下記(1)から(4)を満たすポリアリーレンスルフィド。(1)重量平均分子量が10000以上である。(2)重量平均分子量/数平均分子量で表される分散度が2.5以下である。(3)加熱した際の重量減少が下記式を満たす。ΔWr=(W1−W2)/W1×100≦0.18(%)(ここでΔWrは重量減少率(%)であり、常圧の非酸化性雰囲気下で昇温速度20℃/分で熱重量分析を行った際に、100℃到達時の試料重量(W1)を基準とした330℃到達時の試料重量(W2)から求められる値である)(4)窒素含有量が200ppm以下である。

    ポリアリーレンスルフィドの製造方法

    公开(公告)号:JPWO2011013686A1

    公开(公告)日:2013-01-10

    申请号:JP2010530202

    申请日:2010-07-28

    IPC分类号: C08G75/06

    CPC分类号: C08G75/06

    摘要: 本発明は、環式ポリアリーレンスルフィドのポリアリーレンスルフィドへの転化に際し高温、長時間を要するという前記欠点を解決し、ポリアリーレンスルフィドを低温、短時間で得ることのできる製造方法を提供することを課題とするものであり、その製造方法は、環式ポリアリーレンスルフィドを、0価遷移金属化合物存在下に加熱することを特徴とするポリアリーレンスルフィドの製造方法である。0価遷移金属化合物としては、ニッケル、パラジウム、白金、銀、ルテニウム、ロジウム、銅、銀、金などを金属種とする錯体などがあげられ、環式ポリアリーレンスルフィド中の硫黄原子に対し、0.001〜20モル%存在下で加熱することが好ましい。【選択図】なし