ポリビニルアルコール組成物及びその用途、並びにビニル系樹脂の製造方法

    公开(公告)号:JPWO2019198764A1

    公开(公告)日:2021-04-22

    申请号:JP2019015666

    申请日:2019-04-10

    Inventor: 福原 忠仁

    Abstract: 変性ポリビニルアルコール(A)と不飽和モノカルボン酸又はその塩(B)を含有する組成物(D)であって、変性ポリビニルアルコール(A)は、粘度平均重合度が100以上600以下であり、けん化度が33モル%以上60モル%以下であり、アクリロイル基又はメタクリロイル基を側鎖に0.01モル%以上1.50モル%以下有し、不飽和モノカルボン酸又はその塩(B)が、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸ナトリウム及びメタクリル酸ナトリウムからなる群より選択される少なくとも1種であり、組成物(D)における変性ポリビニルアルコール(A)/不飽和モノカルボン酸又はその塩(B)の質量比が82/18〜99.9/0.1であることを特徴とする。これにより、製造後長期間が経過してもビニル化合物の懸濁重合用分散安定剤としての性能に優れる変性ポリビニルアルコールを含有する組成物が提供される。

    被覆物の製造方法
    3.
    发明专利

    公开(公告)号:JP2019077795A

    公开(公告)日:2019-05-23

    申请号:JP2017206109

    申请日:2017-10-25

    Inventor: 福原 忠仁

    Abstract: 【課題】ビニルアルコール系重合体に特定の低分子化合物が均一にコーティングされ、融着が低減された被覆物の製造方法を提供する。 【解決手段】ビニルアルコール系重合体(A)に化合物(B)をコーティングしてなる被覆物の製造方法であって、分子量が70以上300以下であり、カルボキシ基、エーテル基、エポキシ基及びアミド基からなる群から選ばれる少なくとも1つの官能基を有する化合物(B)を、酢酸メチル及びメタノールを含有し、その質量比が酢酸メチル/メタノール=20/80〜100/0である溶媒(C)に溶解してコーティング液(D)を得る調液工程、ビニルアルコール系重合体(A)をコーティング液(D)に添加して混合物を得る混合工程、及び上記混合物から溶媒(C)を除去する乾燥工程、を有する被覆物の製造方法。 【選択図】なし

    ポリビニルアルコール組成物及びその用途

    公开(公告)号:JP2019038935A

    公开(公告)日:2019-03-14

    申请号:JP2017161650

    申请日:2017-08-24

    Abstract: 【課題】水溶性及び保存安定性に優れた、ポリビニルアルコールを含有する組成物を提供する。 【解決手段】変性ポリビニルアルコール(A)と化合物(B)とを含む組成物(C)であって;変性ポリビニルアルコール(A)が、不飽和カルボン酸又はその誘導体に由来する二重結合を側鎖に0.01モル%以上2モル%未満有し、変性ポリビニルアルコール(A)のけん化度が、65モル%以上であり、化合物(B)が、アルコキシフェノール又は環状ニトロキシルラジカルであり、組成物(C)における化合物(B)の含有量が、変性ポリビニルアルコール(A)100質量部に対して0.001質量部以上5質量部未満である組成物(C)。 【選択図】なし

    ビニルアルコール系共重合体の製造方法

    公开(公告)号:JP2018165291A

    公开(公告)日:2018-10-25

    申请号:JP2017062201

    申请日:2017-03-28

    Abstract: 【課題】側鎖にエチレン性二重結合が導入されたビニルアルコール系共重合体の製造において、ゲルの発生を抑制することができる製造方法を提供する。 【解決手段】(A)ビニルエステル系単量体、分子中にエチレン性二重結合を2つ以上含有する多官能単量体、開始剤及び溶媒を重合槽に連続的に供給してビニルエステル系共重合体を得る連続共重合工程;及び(B)該ビニルエステル系共重合体をけん化する工程;を有する、粘度平均重合度が600以上2000以下であるビニルアルコール系共重合体の製造方法であって、該(A)工程における該溶媒の濃度が30質量%以上70質量%以下であり、該ビニルエステル系単量体に対する該多官能単量体のモル比(多官能単量体/ビニルエステル系単量体)が0.05/100以上1.0/100以下である製造方法。 【選択図】なし

    ポリビニルアルコール、その製造方法及びその用途

    公开(公告)号:JP2020200460A

    公开(公告)日:2020-12-17

    申请号:JP2020099223

    申请日:2020-06-08

    Inventor: 福原 忠仁

    Abstract: 【課題】ビニル化合物の懸濁重合用分散安定剤として用いたときに、得られるビニル系樹脂において粗大粒子の形成を抑制することができるとともに径が均一な粒子を得ることができ、なおかつフィッシュアイの発生を抑制することができるPVAを提供する。また、耐水性に優れた架橋体を簡便に得ることのできるPVAを提供する。 【解決手段】けん化度が70モル%以上99.9モル%未満、粘度平均重合度が400以上1800未満であり、末端にアルデヒド基を0.05モル%以上0.5モル%未満含有し、かつ0.1質量%水溶液の280nmにおける吸光度が0.17以上0.55未満であるポリビニルアルコール。 【選択図】なし

    多層構造体
    8.
    发明专利

    公开(公告)号:JP6627017B1

    公开(公告)日:2019-12-25

    申请号:JP2019559386

    申请日:2019-07-17

    Abstract: エチレン単位の含有率が1モル%以上20モル%未満であり、粘度平均重合度が200〜5000であり、けん化度が80〜99.7モル%であり、エチレン単位のブロックキャラクターが0.90〜0.99である、エチレン−ビニルアルコール共重合体を含有する層(A)、並びに、ポリオレフィン樹脂、ポリエステル樹脂及びポリアミド樹脂からなる群から選択される少なくとも1種の樹脂を含有する層(B)を有する多層構造体とする。このような多層構造体は酸素ガスバリア性に優れる。また、前記エチレン−ビニルアルコール共重合体を含有する水溶液は長期間の保存後であっても粘度安定性に優れる。したがって、当該水溶液を調製してから長期間経過後に使用する場合でも、基材に均一に塗布されるため、酸素ガスバリア性に優れた多層構造体が得られる。

    感光性樹脂組成物及びその製造方法、並びにその用途

    公开(公告)号:JP2019147855A

    公开(公告)日:2019-09-05

    申请号:JP2018031714

    申请日:2018-02-26

    Abstract: 【課題】水への膨潤率及び溶出率が低く、耐水性に優れる感光性樹脂組成物を提供する。 【解決手段】不飽和カルボン酸又はその誘導体に由来する二重結合を側鎖に有する変性ポリビニルアルコール(A)、光重合開始剤(B)及び化合物(C)を含有する感光性樹脂組成物(D)であって;化合物(C)が、共役二重結合を有し、かつ該共役二重結合を構成する炭素原子に結合した水酸基を2つ以上有する化合物又はその塩若しくはその酸化物(C1);環状ニトロキシルラジカル(C2);及びアルコキシフェノール(C3);からなる群より選択される少なくとも1種であり、変性ポリビニルアルコール(A)の粘度平均重合度が200以上4500以下であり、けん化度が65モル%以上99.9モル%以下であり、1,2−グリコール結合量が1.4モル%以上1.9モル%未満である感光性樹脂組成物(D)。 【選択図】なし

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