EBSDパターンクオリティを活用した核燃料用ジルコニウム合金被覆管再結晶度の測定方法

    公开(公告)号:JP2021502563A

    公开(公告)日:2021-01-28

    申请号:JP2020526381

    申请日:2017-12-15

    Abstract: 本発明は、特に、核燃料用ジルコニウム合金被覆管再結晶度をEBSDパターンクオリティ(EBSD pattern quality)を活用して核燃料用ジルコニウム合金被覆管の再結晶度を測定する方法に関するもので、完全に再結晶した試験片1、再結晶度の測定が必要な部分的に再結晶した試験片2、及びAs−deformed試験片3を電解研磨し、SEM電子ビームを前記試験片1乃至試験片3それぞれに一定のスキャン間隔で入射させた後、EBSDカメラで後方散乱電子(Backscattered electron)信号を取得するステップ1と、試験片1乃至試験片3から取得した後方散乱電子(Backscattered electron)信号をEBSDソフトウェアを用いてパターンクオリティ(pattern quality)値に変換し、パターンクオリティ(pattern quality)値を特定の範囲の頻度数として算出するステップ2と、試験片2の全体頻度数分布の中で、試験片3の頻度数から外れたパターンクオリティ(pattern quality)頻度数(B+D)を求め、試験片1の全体頻度数分布の中で、試験片3の頻度数から外れたパターンクオリティ頻度数(D+E)を求めるステップ3と、 の式で試験片2の再結晶度を求めるステップ4とを含んでなることにより、従来のパターンクオリティを用いた再結晶度計算方法よりもさらに正確な再結晶度を求めることができる核燃料用ジルコニウム合金被覆管の再結晶度測定方法を提供する。 【選択図】図4

    優れた腐食抵抗性を有する核燃料被覆管用ジルコニウム合金及びその製造方法

    公开(公告)号:JP2018514649A

    公开(公告)日:2018-06-07

    申请号:JP2017553417

    申请日:2015-05-27

    Abstract: 本発明は、耐食性に悪い影響を与える錫を完全に除去し、固溶限度以上にモリブデンの含有量を高めた後、銅を添加して最適な熱処理条件を考慮した、核燃料被覆管及び構造材などに使用できる、腐食抵抗性が向上した核燃料被覆管用ジルコニウム合金組成及びその製造方法を提供することを目的とする。本発明に係る核燃料被覆管用ジルコニウム合金は、ニオブ0.5〜1.2重量%、モリブデン0.4〜0.8重量%、銅0.1〜0.15重量%、鉄0.15〜0.2重量%及び残部のジルコニウムから構成され、核燃料被覆管用ジルコニウム合金の製造方法は、ジルコニウム合金組成元素の混合物を溶解してインゴット(Ingot)に製造する第1段階と、前記第1段階で製造されたインゴットを1000〜1050℃(β)で30〜40分間溶体化熱処理した後、水に急冷させるβ−焼入れ(β−Quenching)を行う第2段階と、前記第2段階で熱処理されたインゴットを630〜650℃で20〜30分間予熱した後、60〜65%の圧下率で熱間圧延する第3段階と、前記第3段階で熱間圧延された圧延材を570〜590℃で3〜4時間1次中間真空熱処理した後、30〜40%の圧下率で1次冷間圧延する第4段階と、前記第4段階で1次冷間圧延された圧延材を560〜580℃で2〜3時間2次中間真空熱処理した後、50〜60%の圧下率で2次冷間圧延する第5段階と、前記第5段階で2次冷間圧延された圧延材を560〜580℃で2〜3時間3次中間真空熱処理した後、30〜40%の圧下率で3次冷間圧延する第6段階と、前記第6段階で3次冷間圧延された圧延材を最終真空熱処理する第7段階とを含んでなることを特徴とする。【選択図】図1

Patent Agency Ranking