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公开(公告)号:JP2019029463A
公开(公告)日:2019-02-21
申请号:JP2017146003
申请日:2017-07-28
申请人: 日本軽金属株式会社 , 東洋アルミニウム株式会社
摘要: 【課題】耐水和性が高く静電容量の向上を図ることができるアルミニウム電解コンデンサ用電極、およびその製造方法を提供すること。 【解決手段】電解コンデンサ用電極を製造するにあたって、第1水和工程ST1では、純水、またはリン濃度が4質量ppm以下となるようにリン酸またはリン酸塩が配合された水溶液からなる、温度が70℃以上の第1水和処理液にアルミニウム電極を浸漬する。第2水和工程ST2では、リン濃度が4質量ppmから5000質量ppmとなるようにリン酸またはリン酸塩が配合され、pHが3.0から9.0で、温度が70℃以上の第2水和処理液にアルミニウム電極に浸漬する。化成工程ST3では、アルミニウム電極をホウ酸系化成液中で化成するホウ酸化成処理を少なくとも含み、アルミニウム電極に皮膜耐電圧が200V以上の化成皮膜を化成する。 【選択図】図1
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公开(公告)号:JP2018129428A
公开(公告)日:2018-08-16
申请号:JP2017022060
申请日:2017-02-09
申请人: 日本軽金属株式会社 , 東洋アルミニウム株式会社
摘要: 【課題】耐電圧が400V以上の化成皮膜の耐水性を向上させることのできるアルミニウム電解コンデンサ用電極およびその製造方法を提供すること。 【解決手段】アルミニウム電極を温度が78℃から92℃までの水和処理液と接触させてアルミニウム電極に水和皮膜を形成する水和工程と、温度が58℃から78℃までの化成液中で400V以上の化成電圧で化成を行い、アルミニウム電極に化成皮膜を形成する化成工程とを行い、アルミニウム電解コンデンサ用電極を製造する。その際、水和皮膜量を適正化する。かかるアルミニウム電解コンデンサ用電極では、化成皮膜を切断した際に切断面で露出する空孔の数が150個/μm 2 以下であるため、耐水性が高い。 【選択図】図1
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公开(公告)号:JP2019201128A
公开(公告)日:2019-11-21
申请号:JP2018095322
申请日:2018-05-17
申请人: 日本軽金属株式会社
IPC分类号: H01G9/00
摘要: 【課題】水和皮膜中の擬ベーマイトの量を増加させ、皮膜耐電圧を高くしながら静電容量の低下を抑制するアルミニウム電解コンデンサ用電極の製造方法を提案すること。 【解決手段】アルミニウム電解コンデンサ用電極の第1の製造方法では、化成処理工程ST14の前処理工程として、水和処理工程ST11、熱処理工程ST12、熱処理後水和処理工程ST13を有する。水和処理工程ST11ではアルミニウム電極1を70℃以上の純水に浸漬させ、アルミニウム電極1に水和皮膜を形成する。熱処理工程ST12では、アルミニウム電極1を、温度が300℃以上、600℃以下の雰囲気中で加熱して脱水する。熱処理後水和処理工程ST13では、アルミニウム電極1を、純水に水和抑制剤を配合した70℃以上の水和処理溶液に浸漬させる。熱処理後水和処理工程ST13において、純水に配合された水和抑制剤は、例えば、リン酸またはその塩である。 【選択図】図1
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公开(公告)号:JPWO2020059728A1
公开(公告)日:2021-09-24
申请号:JP2019036453
申请日:2019-09-18
申请人: 日本軽金属株式会社
摘要: アルミニウム部材100は、金属アルミニウムにより構成された母材11と、母材11の表面を被覆する酸化アルミニウムを含む皮膜12と、を含む多孔質層40を備える。皮膜12は5nm〜1000nmの厚さを有し、皮膜12は表面に形成された凹部13及び凸部14の少なくともいずれか一方を複数有し、凹部13の深さは10nm〜100nmであり、凸部14の高さは10nm〜100nmである。多孔質層40は平均細孔径が0.1μm〜10μmである空孔15を複数有する。
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公开(公告)号:JP2021185626A
公开(公告)日:2021-12-09
申请号:JP2021144553
申请日:2021-09-06
申请人: 日本軽金属株式会社 , 東洋アルミニウム株式会社
摘要: 【課題】耐電圧が400V以上の化成皮膜の耐水性を向上させることのできるアルミニウム電解コンデンサ用電極を提供すること。 【解決手段】アルミニウム電極を温度が78℃から92℃までの水和処理液と接触させてアルミニウム電極に水和皮膜を形成する水和工程と、温度が58℃から78℃までの化成液中で400V以上の化成電圧で化成を行い、アルミニウム電極に化成皮膜を形成する化成工程とを行い、アルミニウム電解コンデンサ用電極を製造する。その際、水和皮膜量を適正化する。かかるアルミニウム電解コンデンサ用電極では、化成皮膜を切断した際に切断面で露出する空孔の数が150個/μm 2 以下であるため、耐水性が高い。 【選択図】図1
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公开(公告)号:JP2018129427A
公开(公告)日:2018-08-16
申请号:JP2017022059
申请日:2017-02-09
申请人: 日本軽金属株式会社 , 東洋アルミニウム株式会社
IPC分类号: H01G9/04
摘要: 【課題】化成電圧が500V以上の化成皮膜内の欠陥を低減させることのできるアルミニウム電解コンデンサ用電極の製造方法を提供すること。 【解決手段】アルミニウム電解コンデンサ用電極を製造するにあたって、水和工程では、アルミニウム電極を温度が70℃以上の純水と接触させてアルミニウム電極に水和皮膜を適正な膜厚に形成した後、化成工程では、温度が40℃以上の化成液中で500V以上の化成電圧で化成を行う。化成工程でが、アルミニウム電極に対する化成液の相対速度を3次元の速度ベクトルB−Aで表し、速度ベクトルB−Aの絶対値を|B−A|と表したとき、速度ベクトルの絶対値|B−A|は、以下の条件式 3cm/s≦|B−A|≦100cm/s を満たしている。 【選択図】図2
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