原子力設備用配管、原子力設備用配管継手構造および原子力設備用流体輸送装置

    公开(公告)号:JP2017101688A

    公开(公告)日:2017-06-08

    申请号:JP2015232851

    申请日:2015-11-30

    CPC分类号: Y02E30/40

    摘要: 【課題】 原子力設備特有の放射線に対する耐性が強く、放射性物質を含む流体の輸送、ならびに高放射線量下での流体の輸送を長期間、安全に実施できる配管の構成を提供し、それにより放射性物質を含む流体の輸送設備を提供する。 【解決手段】 原子力関連施設に用いる移送用配管としてポリエチレン管を用い、前記ポリエチレン管として放射性物質と接する内側には高密度架橋ポリエチレン管を、継手と接する外側には厚さ1mm以上3mm以下の非架橋ポリエチレン層を用い、前記非架橋ポリエチレン層を熱溶着させた二層構造とする原子力設備用冷却水輸送配管を使用する。これにより、高い放射線線量下でも高い耐圧性を維持することができ、継手とのエレクトロフュージョンによる接合も容易で、継手との接合不良もない。これによって原子力プラントの放射性物質の移送に係るシステム全体の信頼性と安全性の向上に資することができる。 【選択図】 図2

    高分子材料の余寿命判定方法および検査方法

    公开(公告)号:JP2022000614A

    公开(公告)日:2022-01-04

    申请号:JP2020105815

    申请日:2020-06-19

    摘要: 【課題】放射線等の外的因子による高分子材料の余寿命を、簡便且つ高精度に診断することができる高分子材料の余寿命判定方法、および、配管や配管機器の検査方法を提供する。 【解決手段】余寿命判定方法は、高分子材料の余寿命を判定する方法であって、判定対象の高分子材料と同じ材質の高分子材料にガンマ線を照射して、表面の赤外吸収スペクトルの変化と機械的物性または吸収線量との相関関係を求める工程と、判定対象の高分子材料の表面の赤外吸収スペクトルを測定する工程と、赤外吸収スペクトルの測定結果と、機械的物性または吸収線量の限界値とを相関関係にあてはめて互いに比較する工程とを含み、測定結果から相関関係に基づいて推定される推定値と、機械的物性もしくは吸収線量の限界値との関係、または、推定値の限界値に対する割合に基づいて、判定対象の高分子材料の余寿命を判定する。 【選択図】図7

    高密度ポリエチレン管及び継手
    4.
    发明专利

    公开(公告)号:JP2020121444A

    公开(公告)日:2020-08-13

    申请号:JP2019013925

    申请日:2019-01-30

    摘要: 【課題】放射線、酸素、紫外線等の外的因子による劣化や化学物質によるケミカルクラックが抑制される高密度ポリエチレン管及び継手を提供する。 【解決手段】高密度ポリエチレン管10及び継手は、密度が0.940g/cm 3 以上0.980g/cm 3 以下の高密度ポリエチレンを主成分とする導管1と、導管1の内表面を覆い、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂を含む内側のガスバリアフィルム2aと、導管1の外表面を覆い、エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂を含む外側のガスバリアフィルム2bと、外側のガスバリアフィルム2bの外表面を覆い、融点が150℃以上の樹脂からなる融着防止フィルム3bと、融着防止フィルム3bの外表面を覆い、密度が0.910g/cm 3 以上0.930g/cm 3 以下の低密度ポリエチレンを主成分とする外層4bとを備える。 【選択図】図1