疑似移動床段階を用いてパラキシレンを製造する方法、及び、一の2セクションカラムにおける二の留分の分留段階

    公开(公告)号:JP2021528468A

    公开(公告)日:2021-10-21

    申请号:JP2020572983

    申请日:2019-06-21

    Abstract: 【構成】 本発明が開示するプロセスは、キシレン類、エチルベンゼン及びC9+炭化水素を含有する供給原料よりパラキシレンを得るためのプロセスであり、以下の段階A及び段階Bが含まれる。 -段階Aは、疑似移動床における単一の分離段階であり、この段階は、脱着剤及び吸着剤としてゼオライトを用いるとともに、20〜250℃の間の温度で、かつ操業圧力におけるキシレンの気泡圧〜2.0MPaの圧力下で、かつ疑似移動床における分離ユニットにおける供給原料に対する脱着剤の体積比が0.4〜2.5の間の比率で実施され、この段階により少なくとも三のフラクションを得ることができ、 ・一のフラクションA1には、パラキシレン及び脱着剤よりなる混合物が含まれており、 ・二のフラクションA21及びA22には、エチルベンゼン(EB)、オルトキシレン(OX)及びメタキシレン(MX)並びに脱着剤が含まれており、 また、 -段階Bは、段階Aより生ずるフラクションA21及びA22を一の蒸留カラム内で蒸留により分留させる段階であり、この蒸留カラムには前記フラクションが別々に、各々独立した注入点にて導入され、かつ、この段階ではエチルベンゼン、オルトキシレン及びメタキシレンを含むフラクションB2と、炭素数が8の芳香族化合物を欠くとともに脱着剤を含むフラクションB42とを得ることができる、 プロセス。

    キシレン異性化
    6.
    发明专利

    公开(公告)号:JP2018504386A

    公开(公告)日:2018-02-15

    申请号:JP2017533317

    申请日:2015-12-16

    Abstract: 従来のプロセスよりもエネルギー消費量が少ないキシレン類、特にパラキシレンを生産するためのプロセスが提供される。ある実施形態では本プロセスは異性化ゾーン内において異性化条件で触媒と供給混合物を接触させること、及び前記供給混合物におけるp−キシレンの割合よりも高い割合のp−キシレンを含む異性化産物を生産することを含み、前記触媒は酸性スルホン化触媒膜を含む。キシレン異性化をp−キシレン抽出プロセスと共役させることもでき、前記抽出プロセスに由来するラフィネート(p−キシレン除去流)が異性化反応装置に供給されてp−キシレンが生産される。ある実施形態では本プロセスは、a)p−キシレンを含むキシレン異性体の混合物を含む供給流を提供すること、b)分離装置を使用して前記供給流からp−キシレンを抽出して、前記供給流をp−キシレンリッチ流とp−キシレン除去流に分離すること、及びc)酸性スルホン化触媒膜を含む異性化ユニットに前記p−キシレン除去流を送り、前記異性化ユニットを使用して前記異性化ユニットに送られた前記p−キシレン除去流におけるp−キシレンの割合よりも高い割合のp−キシレンを含む異性化産物を生産することを含んでいてもよい。いずれか1又は複数の態様では前記異性化ユニットは350°未満の範囲、例えば約20℃〜約200℃の範囲の温度で運転され得る。

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