原子炉の炉水水質を予測する装置

    公开(公告)号:JP2021081385A

    公开(公告)日:2021-05-27

    申请号:JP2019211549

    申请日:2019-11-22

    IPC分类号: G21C17/02

    摘要: 【課題】原子炉の炉水水質のより高精度の予測を実現する。 【解決手段】原子力発電プラントにおける原子炉の炉水水質を予測する装置が開示される。装置は、学習用データにより学習済みであり、未来の炉水水質を予測する、炉水水質予測モデルを格納している。炉水水質予測モデルの説明変数は、稼働中の原子力発電プラントにおいて取得されるデータから生成される所定期間単位の値を含む。装置は、稼動中の対象の原子力発電プラントにおいて取得されたデータから、所定期間単位の値を生成し、炉水水質予測モデル及び所定期間単位の値に基づき、対象の原子力発電プラントにおける炉水水質の予測値を取得する。 【選択図】図1

    原子力プラント構成部材の線量抑制方法

    公开(公告)号:JP2020160030A

    公开(公告)日:2020-10-01

    申请号:JP2019063079

    申请日:2019-03-28

    摘要: 【課題】ステンレス鋼部材への放射性核種の付着をさらに抑制できる原子力プラント構成部材の線量抑制方法を提供する。 【解決手段】浄化系配管を有するBWRプラントを建設する(S6)。建設されたBWRプラントの運転開始前に、酸洗溶液注入装置、白金イオン注入装置及び還元剤注入装置を有する処理装置を浄化系配管に接続する(S10)。酸洗溶液注入装置からのフッ硝酸を用いて浄化系配管の内面に存在する加工歪層を除去する(S1)。白金イオン注入装置からの白金イオン及び還元剤注入装置からの還元剤を含む溶液を浄化系配管に供給する(S3,S4)。白金が浄化系配管の内面に付着する。処理装置をBWRプラントから撤去し、その後、BWRプラントの運転を開始する(S7)。 【選択図】図12

    原子力プラントの炭素鋼部材への放射性核種の付着抑制方法

    公开(公告)号:JP2020098183A

    公开(公告)日:2020-06-25

    申请号:JP2018237434

    申请日:2018-12-19

    IPC分类号: G21F9/06 G21D1/00

    摘要: 【課題】原子力プラントの炭素鋼部材への放射性核種の付着をさらに抑制できるその炭素鋼部材への放射性核種の付着抑制方法を提供する。 【解決手段】炭素鋼製の浄化系配管に接続された皮膜形成装置の循環配管にギ酸Ni水溶液を注入する(S5)。ギ酸Niを含む水溶液を浄化系配管に導き、その内面にNi金属皮膜を形成する。白金イオン水溶液及びヒドラジンを循環配管に注入し(S10,S11)、白金イオン及びヒドラジンを含む水溶液を浄化系配管に供給してNi金属皮膜の表面に白金を付着させる。皮膜形成装置を浄化系配管から取り外してBWRプラントを起動する(S16)。注入された酸素を含む130℃以上の炉水をそのNi金属皮膜に接触させて浄化系配管の腐食電位を0mV以上の高腐食電位にする(S18)。Ni金属皮膜から変換されたNiフェライト皮膜の結晶粒界密度が低減され、浄化系配管への放射性核種の付着がさらに抑制される。 【選択図】図1

    原子力プラントの構造部材への放射性核種の付着抑制方法

    公开(公告)号:JP2019191076A

    公开(公告)日:2019-10-31

    申请号:JP2018086302

    申请日:2018-04-27

    摘要: 【課題】構造部材への放射性核種の付着をさらに抑制できる原子力プラントの構造部材への放射性核種の付着抑制方法を提供する。 【解決手段】停止中の原子力プラントのステンレス鋼製の再循環系配管に貴金属注入装置を接続する(S1)。再循環系配管の酸化除染(S2A)及び還元除染(S2B)を実施する。還元除染で用いたシュウ酸の一部を分解後(S3B)、Niイオン、Ptイオン及びヒドラジンの各注入を行い(S4〜S6)、これらを含む水溶液を循環配管から再循環系配管に供給し、再循環系配管の内面にNi金属を含むPt粒子を付着させる。貴金属注入装置を再循環系配管から取り外し(S10)、原子力プラントを起動する(S11)。130℃以上330℃以下の酸素を含む炉水の接触により(S12)、Ptが作用しても溶出しない安定なNiフェライトの薄い皮膜をPt粒子が付着した再循環系配管の内面に形成する。 【選択図】図1

    放射性物質付着抑制皮膜の形成方法

    公开(公告)号:JP2018100836A

    公开(公告)日:2018-06-28

    申请号:JP2016245125

    申请日:2016-12-19

    IPC分类号: G21F9/28 G21F9/00 G21D1/00

    CPC分类号: Y02E30/40

    摘要: 【課題】 運転停止中の原子力プラントを構成する部材の表面に、原子力プラント再稼働後も放射性物質の付着を抑制することが可能な放射性物質付着抑制皮膜を形成する方法を提供する。 【解決手段】 原子力プラントを構成する部材の化学除染後にニッケル皮膜を形成し、その後貴金属付着処理を実施する。化学除染では、酸化除染及び還元除染を任意の回数実施した後、還元除染剤であるシュウ酸に、シュウ酸よりも分解速度が遅い有機酸を添加して還元除染を実施する。その後の還元除染剤の分解を、シュウ酸が分解して有機酸が残留した状態で終了することで、部材の表面をシュウ酸鉄(II)皮膜の無い状態に仕上げる。このシュウ酸鉄(II)の形成されていない部材の表面に対して、ニッケルイオンと還元剤を添加してニッケルを含む皮膜を形成し、その後貴金属イオンと還元剤を添加してニッケル皮膜に貴金属粒子を付着させる。 【選択図】図4