溶融電界紡糸用組成物、並びに繊維及びその製造方法

    公开(公告)号:JP2019049078A

    公开(公告)日:2019-03-28

    申请号:JP2017174150

    申请日:2017-09-11

    摘要: 【課題】原料樹脂を帯電しやすい状態に改質し、溶融電界紡糸による紡糸安定性及び生産性の向上を可能にする溶融電界紡糸用組成物、それを用いた溶融電界紡糸繊維の製造方法、及び溶融電界紡糸繊維を提供すること。 【解決手段】本発明の溶融電界紡糸用組成物及び溶融電界紡糸繊維は、熱可塑性樹脂とアルキルスルホン酸塩とを含み、熱可塑性樹脂とアルキルスルホン酸塩との合計100質量部に対して、アルキルスルホン酸塩を0.2質量部以上50質量部以下含む。本発明の溶融電界紡糸繊維の製造方法は、本発明の溶融電界紡糸用組成物を吐出する吐出ノズル12と、吐出ノズル12と離間して配置された帯電電極21との間に電場を形成し、該電場中に加熱溶融した溶融電界紡糸用組成物を吐出ノズル12より供給して溶融電界紡糸法によって紡糸する。 【選択図】図1

    繊維シート、電界紡糸装置及び繊維シートの製造方法

    公开(公告)号:JP2022001688A

    公开(公告)日:2022-01-06

    申请号:JP2021099059

    申请日:2021-06-14

    IPC分类号: D01D5/08 D04H1/728

    摘要: 【課題】坪量分布が均一な繊維シートを製造可能な装置及び方法、並びに、複数種類の繊維を混在状態で含有した繊維シートを提供すること。 【解決手段】電界紡糸装置は、樹脂原料液を吐出する複数のノズルと、該液に電荷を付与する複数の電源とを備える。各電源は、各ノズルからの吐出液に対して異なる電荷が付与されるように接続される。繊維シートは、第1繊維と、第1繊維とは異なる第2繊維とを含む長繊維不織布である。繊維シートは、その繊維径分布及び繊維本数頻度に基づくヒストグラムにて、第2繊維の本数頻度に対する第1繊維の本数頻度の比P1が0.01以上100以下であるピークを有する。あるいは繊維シートは、前記ヒストグラムにてピークを2つ以上示し、繊維径3μm超の範囲の最大ピークにおける第2繊維の本数頻度に対する、繊維径が3μm以下の範囲の最大ピークにおける第1繊維の本数頻度の比P2が1以上1000以下である。 【選択図】図4

    電界紡糸装置
    7.
    发明专利
    電界紡糸装置 审中-公开

    公开(公告)号:JP2019112734A

    公开(公告)日:2019-07-11

    申请号:JP2017245204

    申请日:2017-12-21

    发明人: 阿部 裕太

    IPC分类号: D04H1/728 D01D5/08

    摘要: 【課題】紡糸時における樹脂の溶融状態を維持して、より細径の繊維を製造できる電界紡糸装置の提供。 【解決手段】、溶融樹脂を吐出するノズル31と、ノズル31との間に電界を生じさせるための電極32と、電極32におけるノズル31に臨む面に配置された電気絶縁性の壁部35と、気体噴出部とを備える。電極32は、ノズル31を囲み、且つノズル31の先端側に開口端を有する電極面部を有している。壁部35は、電極32における少なくとも電極面部に配置されている。気体噴出部は、ノズル31を囲むように配置されており、且つノズル31の延びる方向に沿って且つノズル31の後端から先端方向に向けて、加熱された第1気体流を噴出可能に形成されている第1気体噴出部40と、ノズル31の先端から後端方向に向けて、且つ第1気体流を取り囲むように、加熱された第2気体流を噴出可能に形成されている第2気体噴出部60とを備える電界紡糸装置。 【選択図】図2