地層改良を用いたメタンハイドレートの生産方法。

    公开(公告)号:JPWO2020003551A1

    公开(公告)日:2021-08-12

    申请号:JP2018033532

    申请日:2018-09-11

    IPC分类号: E21B43/00

    摘要: 【課題】砂層型メタンハイドレートの生産では、地層圧密や坑内出砂という問題点があるが、既存の出砂対策手法は効果が不十分である。 【解決手段】本発明は、開発対象となる地層を構成する未固結または固結の弱い砂粒子の隙間(孔隙)に、砂粒子を十分に固着できる改良剤を注入することで、メタンハイドレートが分解時に発生する砂の流動化を防ぐ。また、坑井周辺の対象地層に充填材を注入し、十分な強度と良好な浸透性を有する多孔質改良体を作成することで、坑内出砂を抑え、ガスの安定生産に寄与する技術を提供する。さらに、上記の改良を施した地層を対象に水圧破砕(フラクチャリング)やケミカル処理等の浸透率回復措置を行い、地層の安定化とガスの生産性の両立を実現させる。 【選択図】 図2

    地熱井における熱プロファイル制御およびエネルギー回収の方法

    公开(公告)号:JP2021067175A

    公开(公告)日:2021-04-30

    申请号:JP2021015689

    申请日:2021-02-03

    IPC分类号: E21B43/00

    摘要: 【課題】地熱エネルギー生産が経済的に最高のエネルギー生産方法になり得る程度に現在の制限に対して有効な解決策を提供する。 【解決手段】地熱坑井のラテラル部においてヒールからトウの温度最大値および最小値を制御する方法。該方法は、熱的接触が可能な程度に近接して少なくとも一対の坑井を配置するステップを含む。作動流体は、一対の坑井の一方において1つの方向に循環し、第2の坑井の作動流体は第1の方向と逆方向に循環する。この方法で、温度平衡が得られ、最大値および最小値を軽減してそれぞれの坑井およびそれらの間の岩石地層領域において実質的により均一な温度の作動流体がもたらされる。熱エネルギー回収を最大化するための温度制御を有する特定の動作プロトコルが開示される。 【選択図】なし

    ガスエマルジョンによるガスハイドレート供試体の作製方法

    公开(公告)号:JP2021050568A

    公开(公告)日:2021-04-01

    申请号:JP2019175091

    申请日:2019-09-26

    IPC分类号: E21C50/00 E21B43/00

    摘要: 【課題】 既存のガスハイドレート供試体の作成方法では、均質で高いハイドレート飽和率を有する供試体を作製することが困難である。 【解決手段】 本発明は、空中落下法または水中沈降法により作製した均質な多孔質コアまたは模擬地盤に、ハイドレートを生成可能な代替ガスのエマルジョンを注入し、温度圧力条件を制御することでハイドレートを生成させる。代替ガスの投入をハイドレートの生成前に行うため、ハイドレートの生成に伴う浸透率の低下によるガス投入障害が起こらず、大量のガスを投入可能になる。これにより、従来の作製法において作製困難であった均質で高い飽和率を有するガスハイドレート供試体または模擬地盤を作製可能になる。また、エマルジョンに含ませるガスの質量濃度を変えることで、供試体または模擬地盤のガスハイドレート飽和率を調整することも可能である。 【選択図】 図2