4−メチル−1−ペンテン系重合体、樹脂組成物および成形体

    公开(公告)号:JPWO2017150265A1

    公开(公告)日:2018-10-25

    申请号:JP2017006278

    申请日:2017-02-21

    CPC classification number: B29C45/00 B29C47/00 C08F10/14 C08J5/18 C08L23/20

    Abstract: 本発明は、高い耐熱性を備え、かつ、得られる成形体のスチーム滅菌時の白濁を抑制された4−メチル−1−ペンテン系重合体を提供すること。また、高い耐熱性を備え、かつ、得られるフィルムの伸びが改良された4−メチル−1−ペンテン系重合体を提供することを課題とする。本発明は、4−メチル−1−ペンテン由来の構成単位の含有量が90〜100モル%であり、エチレンおよび炭素原子数3〜20の4−メチル−1−ペンテン以外のα−オレフィンから選ばれる少なくとも1種のオレフィン由来の構成単位の含有量が0〜10モル%であり、下記要件(a)〜(e)を満たす、4−メチル−1−ペンテン系重合体である。(a) 13 C−NMRで測定されるメソダイアッド分率(m)が98〜100%の範囲にある。(b)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定した、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比(Mz/Mw)が2.5〜20の範囲にある。(c)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定した、重量平均分子量Mwと数平均分子量Mnとの比(Mw/Mn)が3.6〜30の範囲にある。(d)ASTM D1238に準拠して260℃、5kg荷重の条件で測定したメルトフローレート(MFR)が0.1〜500g/10分の範囲にある。(e)23℃デカン可溶部量が5.0質量%以下である。

    オレフィン重合体の製造方法および遷移金属錯体の保存方法

    公开(公告)号:JP2018165308A

    公开(公告)日:2018-10-25

    申请号:JP2017063078

    申请日:2017-03-28

    Abstract: 【課題】遷移金属錯体をオレフィン重合の直前に溶液状態に調整することなく、高い触媒活性でオレフィン重合体を製造する方法を提供すること。 【解決手段】遷移金属錯体と、アルミニウム原子の量に換算して前記遷移金属錯体中の遷移金属原子1モルに対し10,000モル以下の割合の有機アルミニウムと、溶媒とを接触させる接触工程、および前記接触工程を経た遷移金属錯体を含み、有機アルミニウムをアルミニウム原子換算で0.005mmol/L以上の濃度で含む溶液の存在下でオレフィンを重合する重合工程を含むオレフィン重合体の製造方法。 【選択図】なし

    4−メチル−1−ペンテン系共重合体を含む繊維

    公开(公告)号:JP2019143263A

    公开(公告)日:2019-08-29

    申请号:JP2018028632

    申请日:2018-02-21

    Abstract: 【課題】本発明の課題は、優れた耐熱性を維持しつつ、優れた破断強度と伸度とを有する4−メチル−1−ペンテン系樹脂から形成された繊維を提供することにある。 【解決手段】本発明の繊維は、下記要件(X1)〜(X2)を満たす4−メチル−1−ペンテン系共重合体(X)を含む:(X1)4−メチル−1−ペンテンと、炭素原子数4〜8のα−オレフィンから選ばれる少なくとも1種のオレフィン(4−メチル−1−ペンテンを除く)との共重合体である;(X2)融点(Tm)が200℃以上である。 【選択図】なし

    4−メチル−1−ペンテン系重合体粒子および4−メチル−1−ペンテン系樹脂の製造方法

    公开(公告)号:JPWO2019198694A1

    公开(公告)日:2021-04-08

    申请号:JP2019015395

    申请日:2019-04-09

    Abstract: 下記要件(X−a)、(X−b)および(X−c)を満たす、4−メチル−1−ペンテン系重合体粒子(X)。 (X−a)前記粒子(X)を構成する4−メチル−1−ペンテン系重合体の4−メチル−1−ペンテンから導かれる構成単位の含有量が30.0〜99.7モル%であり、エチレンおよび炭素数3〜20のα−オレフィン(4−メチル−1−ペンテンを除く)から選ばれる少なくとも1種のオレフィンから導かれる構成単位の含有量が0.3〜70.0モル%である。 (X−b)検出部に赤外分光光度計を用いたクロス分別クロマトグラフ装置(CFC)で測定したときに、100〜140℃の範囲に溶出成分量のピークAが少なくとも1つ存在し、かつ、100℃未満に溶出成分量のピークBが少なくとも1つ存在する。 (X−c) 13 C−NMRで測定されるメソダイアッド分率(m)が95.0〜100%の範囲にある。

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