内燃機関用部材およびその製造方法

    公开(公告)号:JP2020056352A

    公开(公告)日:2020-04-09

    申请号:JP2018187018

    申请日:2018-10-02

    Abstract: 【課題】陽極酸化膜からなる遮熱膜を用いつつ、従来よりも熱伝導率の低減(遮熱性の向上)を図れる内燃機関用部材を提供する。 【解決手段】本発明は、アルミニウム合金からなり、内燃機関の燃焼室内壁面の一部を構成する受熱面を有する基体(1)と、受熱面上に形成された遮熱膜(2)とを備えた内燃機関用部材(M)である。遮熱膜は、受熱面に沿う方向に延びた管状の陽極酸化アルミニウムからなる横型ポーラス層(2)を有する。横型ポーラス層は、基体の被処理面にその略法線方向に延びた側壁面(121、122)を有する溝(12)を形成し、その被処理面に陽極酸化処理を行うことにより形成され得る。燃焼ガスからの入熱は、その横型ポーラス層の延在方向を横切る方向からなされるため、横型ポーラス層を有する遮熱膜は高遮熱性(低熱伝導性)を示す。 【選択図】図1

    内燃機関用ピストンおよびその製造方法

    公开(公告)号:JP2017214603A

    公开(公告)日:2017-12-07

    申请号:JP2016106882

    申请日:2016-05-30

    Abstract: 【課題】必ずしも特殊な封孔処理等を行うまでもなく、空隙率と機械的特性(強度、靱性等)を両立した陽極酸化層を頂面部に有する内燃機関用のピストンを提供する。 【解決手段】本発明のピストンは、アルミニウム合金からなり燃焼室の一部を構成する頂面部と、頂面部の少なくとも一部を被覆する陽極酸化層とを備え、陽極酸化層は、空隙率が30%以上、空孔の平均最大長が5μm以下、空孔の平均最大径が1μm以下、隣接する空孔間の平均最大間隔が5μm以下、硬さが180Hv以上を満たす。このような陽極酸化層は、例えば、陽極酸化処理前に、ピストン頂面部のAl合金に対して金属組織(例えばSi粒)の微細化処理を施すことにより得られる。微細化処理は、例えば、レーザー照射による再溶融急冷凝固等により行える。 【選択図】図1

    遮熱膜の形成方法および内燃機関
    7.
    发明专利
    遮熱膜の形成方法および内燃機関 有权
    形成热障膜和内燃机的方法

    公开(公告)号:JP2016125082A

    公开(公告)日:2016-07-11

    申请号:JP2014265591

    申请日:2014-12-26

    CPC classification number: F02B77/02 C25D11/246 F01L3/04

    Abstract: 【課題】多数のミクロ孔を具備する陽極酸化被膜からなる遮熱膜の表面粗さを効果的に小さくすることのできる遮熱膜の形成方法を提供する。 【解決手段】直径がミクロサイズのミクロ孔Pmおよび直径がナノサイズのナノ孔Pnを有した陽極酸化被膜Mをアルミニウム系壁面に形成する第1のステップ、フィラーFを含有した封止剤Cを陽極酸化被膜Mの表面に塗工し、封止剤Cにてミクロ孔Pmおよびナノ孔Pnの少なくとも一部を封止して遮熱膜HBを形成する第2のステップからなる遮熱膜の形成方法である。 【選択図】図2

    Abstract translation: 要解决的问题:为了提供一种形成隔热膜的方法,能够有效地减少由具有大量微孔的阳极氧化涂膜构成的隔热膜的表面粗糙度的方法。解决方案: 提供了形成隔热膜的方法,其包括:形成具有直径为微米尺寸的微孔Pm和直径为纳米尺寸的纳米孔Pn的阳极氧化涂膜M在铝基上的第一步骤 墙面; 以及第二步骤,将含有填料F的密封剂C施加到阳极氧化涂膜M的表面上,并用密封剂C密封至少一部分微孔Pm和纳米孔Pn,从而形成 隔热膜HB.SELECTED DRAWING:图2

    アルミニウム系部材およびその陽極酸化方法
    8.
    发明专利
    アルミニウム系部材およびその陽極酸化方法 有权
    基于铝的成员和阳极氧化方法

    公开(公告)号:JP2015124400A

    公开(公告)日:2015-07-06

    申请号:JP2013268045

    申请日:2013-12-25

    Abstract: 【課題】現実に厚い陽極酸化膜を短時間に形成できるアルミニウム系部材の陽極酸化方法を提供する。 【解決手段】本発明のアルミニウム系部材の陽極酸化方法は、純アルミニウムまたはアルミニウム合金を基材とする被処理面を電解液に接触させつつ、被処理面に対して交流成分と直流成分を重畳させた通電を行うことにより電解処理する交直重畳電解工程を備える。本発明の場合、その交直重畳電解工程が、直流成分の浴電圧値(Ed)に対する交流成分の浴電圧振幅値(Ea)の比である電圧比(Ea/Ed)が1.05以上になると共に該交流の周波数が2〜200Hzになる通電を電圧制御または電流制御により行う電解過程を含むことを特徴とする。本発明の陽極酸化方法によれば、従来とは異なる成膜条件域で、現実に厚い陽極酸化膜を短時間で効率的に形成することが可能となる。 【選択図】図2

    Abstract translation: 要解决的问题:提供能够在短时间内形成厚阳极氧化膜的铝基阳极氧化法。解决方案:铝基阳极氧化法包括:AC / DC叠加电解法,用于使 表面,其基材是纯铝或铝合金与电解质接触,并进行电气化,其中AC和DC组分叠加到待处理表面用于电解处理。 在本发明中,AC / DC叠加电解处理包括电解过程,其中电压比(Ea / Ed)是AC分量的浴电压振幅值(Ea)与浴电压值(Ed)的比率, 的直流分量为1.05以上,通过电压控制或电流控制来进行AC的频率为2〜200Hz的通电。 根据阳极氧化法,在与常规成膜条件区域不同的成膜条件区域中,在短时间内有效地形成实际厚的阳极氧化膜。

    遮熱膜、被覆部材およびその製造方法

    公开(公告)号:JP2020190023A

    公开(公告)日:2020-11-26

    申请号:JP2019097232

    申请日:2019-05-24

    Abstract: 【課題】従来とは異なる新たな形態・構造の遮熱膜を提供する。 【解決手段】本発明の遮熱膜は、非直管状の空隙と空隙を内包する骨格とからなる海綿体を有する遮熱膜である。その骨格は、Al、Si、Oおよび不純物からなる非晶質体あり、X線回折分析により特定される非晶質ピークが格子面間隔で3.5Å以上となる位置にある。遮熱膜は、見掛密度が1g/cm 3 以下、体積比熱が1000kJ/m 3 ・K以下、および熱伝導率が2W/m・K以下である。海綿体は、Si量の多いアルミニウム合金を溶射等して形成した基層に、交直重畳通電による陽極酸化処理を施すことにより得られる。基層中のSi量は、例えば、合金全体に対してを16〜48質量%とするとよい。本発明の遮熱膜は、スイング特性に優れ、内燃機関の燃焼室の内壁面に設けられるとよい。 【選択図】図1

    内燃機関
    10.
    发明专利
    内燃機関 审中-公开

    公开(公告)号:JP2020007929A

    公开(公告)日:2020-01-16

    申请号:JP2018127729

    申请日:2018-07-04

    Abstract: 【課題】本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、良好な断熱性及びスイング特性を有する陽極酸化皮膜が形成された内燃機関を提供することを目的とする。 【解決手段】本実施形態は、燃焼室に臨むアルミニウム系壁面の少なくとも一部に陽極酸化皮膜が形成されている内燃機関であって、前記陽極酸化皮膜は、該陽極酸化皮膜の表面から内部に向かって前記陽極酸化皮膜の略厚み方向に延びる複数のナノ孔と、該陽極酸化皮膜の表面から内部に向かって延びる第1のミクロ孔と、該陽極酸化皮膜の内部に存在する第2のミクロ孔と、を有し、前記ナノ孔の前記陽極酸化皮膜の表面における表面開口径は、0nm以上30nm未満であり、前記ナノ孔の内部における内部開口径は、前記表面開口径よりも大きく、前記陽極酸化皮膜の膜厚は、15μm以上130μm以下であり、前記陽極酸化皮膜の気孔率は、23%以上である、内燃機関である。 【選択図】図1

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