燃料電池用カーボンコートセパレータ材の製造方法

    公开(公告)号:JP2018067450A

    公开(公告)日:2018-04-26

    申请号:JP2016205247

    申请日:2016-10-19

    CPC classification number: Y02P70/56

    Abstract: 【課題】酸化チタンとカーボンブラックとの混合層を形成した燃料電池用カーボンコートセパレータ材において、混合層とチタン基材との密着性を向上させて高い導電性を長期間維持できるようにする。 【解決手段】最表面から深さ10nmの位置での炭素濃度が10原子%以下であるチタン基材に、カーボンブラック分散塗料を塗布する塗布工程と、前記塗布工程後、酸素分圧が0.2〜25Paである低酸素分圧下で500〜800℃にて熱処理する低酸素分圧下熱処理工程とを含む燃料電池用カーボンコートセパレータ材の製造方法であって、前記低酸素分圧下熱処理工程の前に、前記カーボンブラック分散塗料を塗布した基材を、非酸化性雰囲気下で400〜700℃にて熱処理を行う非酸化性熱処理工程を含む。 【選択図】図1

    燃料電池用のセパレータ材の表面処理方法

    公开(公告)号:JP2017199581A

    公开(公告)日:2017-11-02

    申请号:JP2016089969

    申请日:2016-04-28

    Abstract: 【課題】セパレータ材の表面に高い導電性及び導電耐久性が両立された状態の層を形成し、その層の厚さを容易に測定する。 【解決手段】発明の燃料電池用のセパレータ材の表面処理方法は、(a)金属製のセパレータ材の表面を未塗布領域と塗布領域とに区分し、塗布領域にカーボンブラックを塗布する塗布工程と、(b)塗布工程の後に、セパレータ材を熱処理することによって、塗布領域に、カーボンブラック粒子と、セパレータ材の含有金属の酸化物で形成された酸化物と、を含む混合酸化物層を形成するとともに、未塗布領域にセパレータ材の含有金属の酸化物で形成された酸化物層を形成する熱処理工程と、(c)熱処理工程の後に、酸化物層の厚さを光学測定し、予め取得した酸化物層の厚さと混合酸化物層の厚さとの相関関係から、前記混合酸化物層の厚さを算出する膜厚算出工程と、を備える。 【選択図】図1

    燃料電池用セパレータの製造方法

    公开(公告)号:JP2017220362A

    公开(公告)日:2017-12-14

    申请号:JP2016113957

    申请日:2016-06-08

    Abstract: 【課題】セパレータによって発電体が損傷することを抑制する。 【解決手段】発明のセパレータの製造方法は、チタンを主成分とする金属製のセパレータ材の両側の表面にカーボンブラックを塗工し、その後、セパレータ材を熱処理することによって、セパレータ材の両側の表面に、カーボンブラックとセパレータ材の含有金属の酸化物とを含有する混合層と、混合層の上に残存するカーボンブラックで構成された余剰カーボン層とを形成する。熱処理工程の後に、セパレータ材の両側の表面のうち第1の面を支持して第2の面に形成されている余剰カーボン層を除去し、その後、余剰カーボン層が除去された第2の面を支持して第1の面に形成されている余剰カーボン層を除去する。除去工程の後に、第2の面を発電体に反応ガスを供給するための反応ガス流路を形成する面として、セパレータ材をプレス加工するプレス加工工程と、を備える。 【選択図】図3

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