3’,3’−cGAMPの実践的酵素合成法

    公开(公告)号:JPWO2020179714A1

    公开(公告)日:2021-10-28

    申请号:JP2020008525

    申请日:2020-02-28

    摘要: 3’,3’−cGAMP酵素合成においては、他種の環状ジヌクレオチドであるc−di−GMPやc−di−AMPが副生物として生じる。これらの他種環状ジヌクレオチドの合成段階での副生抑制が、3’,3’−cGAMPの実践的な酵素合成法の確立に向けた課題である。本願発明者らは鋭意検討を行った結果、c−di−GMPやc−di−AMPの副生を抑制する3’,3’−cGAMPシンターゼの変異を見出し、当該変異酵素を用いた3’,3’−cGAMP酵素合成系を確立することで、本発明を完成させた。本発明の酵素は、野生型の3’,3’−cGAMPシンターゼと比較して、c−di−GMPおよびc−di−AMPの副生が著しく抑制されているものである。したがって当該酵素を用いた製造法では、従来の酵素合成法に比べて、他種の環状ジヌクレオチドの副生を低減し、効率的に3’,3’−cGAMPを合成することが可能である。

    酵素含有組成物の製造方法
    7.
    发明专利

    公开(公告)号:JP2021159014A

    公开(公告)日:2021-10-11

    申请号:JP2020065664

    申请日:2020-04-01

    摘要: 【課題】遺伝子組換え技術を用いることなく、ラクト−N−ビオースI(LNB)及びガラクト−N−ビオース(GNB)を効率よく製造するための酵素含有組成物を、簡便な操作により製造する方法の提供。 【解決手段】1種又は2種以上のビフィドバクテリウム属細菌の菌体から得た、スクロースホスホリラーゼ(SP)、1,3−β−ガラクトシル−N−アセチルヘキソサミンホスホリラーゼ(GLNBP)、UDP−グルコース:ガラクトース−1−リン酸ウリジリルトランスフェラーゼ(GalT)、UDP−グルコース−4−エピメラーゼ(GalE)、ホスホグルコムターゼ(PGM)及びフルクトース−6−リン酸ホスホケトラーゼ(F6PPK)を含む菌体処理物を、トリプシンを含む消化酵素の存在下で、10分間以上4時間以下、45℃以上50℃以下で熱処理する工程を含む、酵素含有組成物の製造方法。 【選択図】図1