燃料電池用セパレータ材及びその製造方法

    公开(公告)号:JP2021141000A

    公开(公告)日:2021-09-16

    申请号:JP2020039395

    申请日:2020-03-06

    Abstract: 【課題】プレス成型時に基材表面に設けられた表面層の剥離が抑制されたセパレータ材とその製造方法の提供。 【解決手段】チタン基材2と、チタン基材2の上に形成された表面層3と、を備え、表面層3は、チタン層4と、チタン層4中に分散した炭素粒子5と、を含む、燃料電池用セパレータ材1。さらに炭素粒子5がカーボンブラックであり、またチタン層4とチタン基材2が直接接している燃料電池用セパレータ材1。またチタン基材2の表面に炭素粒子5を塗布する塗布工程と、前記塗布工程の後に、チタン基材2を酸化雰囲気下で熱処理し、酸化チタン層を形成する酸化処理工程と、前記酸化処理工程の後に、チタン基材2を非酸化雰囲気下で熱処理し、前記酸化チタン層をチタン層4に還元する還元処理工程と、を含む、燃料電池用セパレータ材1の製造方法。 【選択図】図1

    燃料電池用セパレータの製造方法

    公开(公告)号:JP2017191640A

    公开(公告)日:2017-10-19

    申请号:JP2016078679

    申请日:2016-04-11

    Abstract: 【課題】犠牲領域付きセパレータの生産性を向上させる。 【解決手段】燃料電池用セパレータの製造方法は、カーボンブラックを金属製のセパレータ材の表面に塗布する塗布工程と、塗布工程の後に、カーボンブラックとセパレータ材の含有金属の酸化物とを含有する混合層と、混合層の上に残存するカーボンブラックで構成された余剰カーボン層と、を形成する熱処理工程と、熱処理工程の後に、セパレータ材の表面のうちの少なくとも一部の領域において余剰カーボン層を除去する除去工程とを備える。セパレータ材の冷却媒体マニホールド開口又は開口予定領域の外縁と、外縁に沿って並走するシール部材設置位置と、の間の領域を開口周縁犠牲領域と呼ぶとき、除去工程において、開口周縁犠牲領域における余剰カーボン層の厚みが、シール部材設置位置における余剰カーボン層の厚みよりも大きくなるように除去工程を実行する。 【選択図】図4

    燃料電池用セパレータの製造方法

    公开(公告)号:JP2017130384A

    公开(公告)日:2017-07-27

    申请号:JP2016009767

    申请日:2016-01-21

    Inventor: 渡辺 祐介

    CPC classification number: Y02P70/56

    Abstract: 【課題】耐久性に優れた端子取り付け部を備えた燃料電池用セパレータの製造方法を提供する。 【解決手段】端子取り付け部を備え、前記端子取り付け部が純チタン又はチタン合金を含み且つ最表面から深さ方向10nmの位置における炭素濃度が10原子%以下である基材を用いた燃料電池用セパレータの製造方法であって、前記基材の前記端子取り付け部表面にカーボンブラックを付与する付与工程と、前記付与工程において前記端子取り付け部表面に前記カーボンブラックが付与された前記基材を酸素分圧が25Pa以下である低酸素分圧下で熱処理する熱処理工程と、を含む燃料電池用セパレータの製造方法。 【選択図】図4

    MEAプレートの製造方法
    8.
    发明专利

    公开(公告)号:JP2018120736A

    公开(公告)日:2018-08-02

    申请号:JP2017011154

    申请日:2017-01-25

    Abstract: 【課題】膜電極接合体(MEA)に塗布された接着剤とフレーム部材との接触面に気泡が生じることを抑制する方法の提供。 【解決手段】矩形のMEA開口33を有する樹脂製のフレーム部材31と、外周部分がMEA開口33の周縁にあるフレーム部材31の開口周縁部分33Pと重ねて接着されたMEA32とを有するMEAプレートの製造方法は、MEA開口33の4つの角において開口周縁部分33Pに切込部が設けられたフレーム部材31と、MEA32とを準備する工程と、MEA32の外周部分に接着剤60を塗布する工程と、フレーム部材31の開口周縁部分33PをMEA32に向けて傾斜させた状態で、開口周縁部分33Pを接着剤60と接触させる工程と、接着剤60を挟んでフレーム部材31の開口周縁部分33PとMEA32の外周部分に圧力を加えることによって、フレーム部材31とMEA32を接着する工程と、を備えるMEAプレートの製造方法。 【選択図】図6

    燃料電池単セル
    9.
    发明专利

    公开(公告)号:JP2018116761A

    公开(公告)日:2018-07-26

    申请号:JP2017004786

    申请日:2017-01-16

    Abstract: 【課題】膜電極接合体の外周縁部に形成された接着剤層と支持フレームとの接着性を向上させる。 【解決手段】燃料電池単セルは、膜電極接合体と、膜電極接合体の一方の面の外周縁部に枠状に形成された接着剤層と、枠形状を有し、枠形状の内周縁部が接着剤層と接触した状態で膜電極接合体の外周に配置された支持フレームと、を備える。支持フレームにおいて、内周縁部の端面と膜電極接合体に対向配置される面とのなす内角が鈍角である。 【選択図】図2

    燃料電池用のセパレータ材の表面処理方法

    公开(公告)号:JP2017199581A

    公开(公告)日:2017-11-02

    申请号:JP2016089969

    申请日:2016-04-28

    Abstract: 【課題】セパレータ材の表面に高い導電性及び導電耐久性が両立された状態の層を形成し、その層の厚さを容易に測定する。 【解決手段】発明の燃料電池用のセパレータ材の表面処理方法は、(a)金属製のセパレータ材の表面を未塗布領域と塗布領域とに区分し、塗布領域にカーボンブラックを塗布する塗布工程と、(b)塗布工程の後に、セパレータ材を熱処理することによって、塗布領域に、カーボンブラック粒子と、セパレータ材の含有金属の酸化物で形成された酸化物と、を含む混合酸化物層を形成するとともに、未塗布領域にセパレータ材の含有金属の酸化物で形成された酸化物層を形成する熱処理工程と、(c)熱処理工程の後に、酸化物層の厚さを光学測定し、予め取得した酸化物層の厚さと混合酸化物層の厚さとの相関関係から、前記混合酸化物層の厚さを算出する膜厚算出工程と、を備える。 【選択図】図1

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