被覆膜とその製造方法およびPVD装置

    公开(公告)号:JP2018127719A

    公开(公告)日:2018-08-16

    申请号:JP2018063981

    申请日:2018-03-29

    Abstract: 【課題】低摩擦性と耐摩耗性の両立を十分に改善させるだけでなく耐チッピング性や耐剥離性の改善も図られた被覆膜とその製造方法およびPVD装置を提供する。 【解決手段】基材の表面に被覆された膜であって、断面を明視野TEM像により観察したとき相対的に白黒で示される硬質炭素を有しており、白色の硬質炭素が厚み方向に網目状に連なっており、黒色の硬質炭素が網目の隙間に分散している網目状硬質炭素層が形成されており、網目状硬質炭素層をラマン分光法で測定したときラマン分光スペクトルのDバンドとGバンドのピークの面積強度比であるID/IG比が1〜6であり、網目の隙間に分散している黒色の硬質炭素が、非晶質硬質炭素からなる、または非晶質硬質炭素とグラファイト結晶とからなる被覆膜。 【選択図】図1

    内燃機関用鉄基焼結合金製バルブシート

    公开(公告)号:JPWO2019221106A1

    公开(公告)日:2021-07-15

    申请号:JP2019019080

    申请日:2019-05-14

    Abstract: 優れた熱引け性と優れた耐摩耗性を兼備する内燃機関用バルブシートを提供する。 アルミニウム合金製シリンダヘッドに圧入されて使用される内燃機関用バルブシートであり、鉄基焼結合金製で、機能部材側層と支持部材側層との2層を一体化してなり、少なくとも外周側にめっき膜を有する。めっき膜は、銅めっき膜とすることが好ましい。また、めっき膜は、厚さ:1〜100μm、硬さ:50〜300HVを有するめっき膜であり、めっき膜の硬さを、ビッカース硬さHVで、シリンダヘッドの硬さの1.05〜4.5倍の範囲を満足するように調整する。なお、バルブシートに含まれる空孔は、めっき処理前に硬化性樹脂で封孔処理することが好ましい。これにより、複雑な工程を経ることなく、しかも従来に比べて耐摩耗性の著しい低下を伴うこともなく、優れた熱引け性を有する内燃機関用バルブシートとなる。めっき膜に加えてさらに、バルブシートの外周面の少なくとも1箇所に粗面化領域を形成すれば、耐抜落ち性が向上する。なお、バルブシートが機能部材側層のみの単層としても、同様の効果を奏する。

    鋳鉄部材及び鋳鉄部材の製造方法
    10.
    发明专利
    鋳鉄部材及び鋳鉄部材の製造方法 有权
    铸铁钢构件及其制造方法

    公开(公告)号:JP2015196897A

    公开(公告)日:2015-11-09

    申请号:JP2014076972

    申请日:2014-04-03

    Abstract: 【課題】耐摩耗性及び耐食性に優れた鋳鉄部材、及び、鋳鉄部材の製造方法を提供する。 【解決手段】3.0質量%以上3.7質量%以下の炭素、1.5質量%以上2.5質量%以下の珪素、0.5質量%以上1.0質量%以下のマンガン、0.1質量%以上0.5質量%以下のリン、0.12質量%以下の硫黄、1.0質量%より大きく2.0質量%以下の銅、及び、0.6質量%より大きく1.0質量%以下のクロムを含有し、残部が鉄及び不可避不純物から構成される鋳鉄部材であり、鋳鉄部材の金属組織として、フェライトとセメンタイトとの層状組織であるパーライトを有し、パーライトの面積に対してラメラ間隔が0.7μm以下である部分の占める比率が70%以上である。 【選択図】図1

    Abstract translation: 要解决的问题:提供耐磨性和耐腐蚀性优异的铸铁构件以及制造铸铁构件的方法。提供了含有3.0质量%至3.7质量%的碳的铸铁构件,1.5 质量%至2.5质量%的硅,0.5质量%至1.0质量%的锰,0.1质量%至0.5质量%的磷,0.12质量%以下的硫,超过1.0质量%和2.0质量%以下的铜 大于0.6质量%且1.0质量%以下的铬,余量为铁的不可避免的杂质,并且作为铸铁构件的金相组织,为铁素体和渗碳体的层状结构的珍珠岩,其百分比为 满足0.7μm以下的层状间隔的一部分与珍珠岩的面积为70%以上。

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