接触分解触媒およびその生成方法

    公开(公告)号:JP2020508214A

    公开(公告)日:2020-03-19

    申请号:JP2019565603

    申请日:2018-02-12

    摘要: 本開示は、接触分解触媒、およびその生成方法であり、前記触媒は希土類改質Y型分子篩と、添加剤含有アルミナバインダーと、粘土とを含み、前記希土類改質Y型分子篩は、希土類酸化物の含有量が約4〜12重量%、リンの含有量が約0〜10重量%、酸化ナトリウムの含有量が約1.0重量%以下、全細孔体積が約0.36〜0.48mL/g、孔径が2〜100nmである二次孔の細孔体積の、全細孔体積に対する百分率が約20〜40%、格子定数が約2.440〜2.455nm、非骨格アルミニウムの含有量の、アルミニウム総含有量に対する比率が約10%以下、格子崩壊温度が約1060℃以上、200℃のピリジン吸着赤外分光法で測定したときの、改質Y型分子篩の総酸含有量のうちB酸のL酸に対する比率が約3.5以上である。当該改質Y型分子篩は、重油の接触分解に用いられた場合、高い重油転化率および低いコークス選択性を発揮し、さらに、ガソリン収量、液化ガス収量、軽油収量、および全液体収量が高い。

    鉄(III)交換ゼオライト組成物の製造方法

    公开(公告)号:JP2019508347A

    公开(公告)日:2019-03-28

    申请号:JP2018533241

    申请日:2016-12-20

    摘要: 本開示は、モレキュラーシーブ、特に金属促進モレキュラーシーブ、より詳細には、鉄(III)交換ゼオライトの形成方法に関する。好ましくは、ゼオライトは、チャバザイト形態または類似構造を有するものである。本方法は、水性媒体中でゼオライトを鉄(III)カチオンと組み合わせる工程を含むことができる。本方法は約7未満のpHで実施することができ、緩衝材料を水性媒体と共に使用することができる。本方法は、有益なことに、ゼオライトからのカチオン(例えばナトリウム、NH 4 、およびH)の除去を伴う、100%に近づき得る鉄交換をもたらす。開示された方法に従って製造された鉄(III)交換ゼオライトは、約2,000ppm以下のカチオンおよび約1質量%以上の鉄(III)を含むことができる。本開示はまた、触媒(例えば、SCR触媒)、および鉄(III)交換ゼオライトを含む排気処理システムも提供する。